ぷるん!ぷるん!『おっぷにブリッジチャレンジ!』
夕刻の日も落ち、夜の闇が顔を出す。
深刻な面持ちの王子マーサに集められたフィアンセたちは固唾を飲む。
「マーサ殿、こんな遅くに自室に私達を呼ぶなんて、何かあったのですか?」
騎士団長を勤める剣聖イクが聞く。
「そうよ!寝るとこだったのよ!」
第一フィアンセの拳聖レキが文句を言う。
「私はいつでも暇だぞ」
勇者ユキノがいきなり服を脱ぎながら話す。
「ユキノ様!まだ、エッチなことが始まるとは決まっていません!!」
慌てて鉄火面サーフォンが止めに入る。
「全く、なんで私まで」
第七王子ノイドのフィアンセのイクィラも呼ばれていた。
険しい顔のマーサがやっと口を開く。
「みんなに『おっぷにブリッジ』を作ってもらいたい!」
バカなマーサがまたバカな事を言った。
「なによそれ!!」
レキがつっこむ。
「ほら~」
すでに全裸のユキノが自慢のおっぷにを揺らしながらサーフォンを冷やかす。
「あうう……マーサさま~」
恥ずかしくて顔に鉄火面をつけるサーフォン。
聖女兼マーサ専属メイド長トモミンが説明をする。
「ご主人様はおっぷにで橋を作りたいと思ってしまったのでっす!さぁ!みなさん!おっぷにを出しましょう!!」
「ご主人様、これでいいですか?」
トモミンはメイド服を下へずり下げ、ちっぱいを露にする。
「問題なし!!」
マーサは大声で「問題なし!!」と叫んだ。問題があるとしたらお前だ!!
「なんなのよ……」
レキはしかたなく、服をたくしあげておっぷにを出す。
「面白そうだな!ほら、イクも!」
ユキノは向かい合ったイクのワンピースを下から上に引き上げておっぷにを丸出しにする。
「きゃ――!!ユキノさまぁ――!!」
ワンピースで顔を隠しておっぷに丸出しにのイクが恥ずかしくて絶叫する。
「あう……マーサ様、準備できました」
サーフォンは恥ずかしそうに服を脱ぐとおっぷにを手で隠しながら正座する。
「まったく……なんで、私まで……」
イクィラも仕方なく服の前ボタンを外すと、かわいいちっぱいが姿を現す。
「よし!みんな向かい合って、おっぷにを少しずらしてくっつけて!」
バカなマーサがまたバカな事を言っている……。
彼女たちは言われるがままに互いのおっぷにをくっつけた。
トモミンとレキ、ユキノとイク、サーフォンとイクィラがそれぞれおっぷにをくっつけて、横を向いたまま整列すると……。
なんということでしょう!!
おっぷにが重なりあい、橋のように連なった!
これぞまさに『夢のおっぷにブリッジ!!』
「やった!じゃ、このピンポン玉を渡らせるね!」
マーサは金色のピンポン玉を嬉しそうに取り出すとおっぷにめがけて軽く放った。
金色のピンポン玉は彼女たちのおっぷにで弾かれながらおっぷにブリッジを渡っていく。
ぽよん、ぽよん、ぽよん、ぽよん、ぽよん、ぽろ……。
『あん!やぁん!ん!きゃ!あん!あ……』
残念ながらイクィラのちっぱいの隙間からピンポン玉は落下し床に転がった。
「ううむ!やはり、イクィラのちっぱいが難所か!」
マーサは難しい顔をする。
イクィラは顔を真っ赤にしてマーサを睨む!
「な!!なんなのよ!!」
ほんとに、なんなのだろう?
「よし!イクのおっぷにとイクィラのちっぱいを合わせてみよう!」
マーサは考えた!巨おっぷにのイクとイクィラのちっぱいを合わせることで隙間がなくなると!!
急いで席替えをする!
「これでいいでしょうか?」
イクがイクィラのちっぱいと自分のおっぷにを重ね合わせる。
「……でかっ」
イクィラは呟いた。
「いっくぞ~」
マーサは振りかぶると勢いよくピンポン玉をおっぷにブリッジへ投げる!
ぽよ!ぽよん!ぽよぽよん!!
『あん!やん!はぁん!んん!』
恥ずかしそうな彼女たちのおっぷにの間を軽快に弾むピンポン玉!今度は最後まで渡れるか!?
ぽよよ~ん!
「あ!」
ピンポン玉はイクの巨おっぷにに弾かれ、明後日の方向へ飛んでいった!!
「くそぉ!!弾み方が尋常じゃないぜ!!」
悔しがるマーサにイクが顔を真っ赤にする。
「マーサ殿ぉ~……」
ガタン!!
突如、窓が開いて絶世の美人が現れた!
「誰!?」
レキが拳を構えて戦闘態勢をとる!
「面白いことをやってるじゃない。私は『絶望の魔女、ルナ』私も混ぜて頂戴」
ルナが持っていた杖を振ると、なんとマーサがピンポン玉くらいの大きさに縮んでしまった!
「え!?マーサ!!小さくなっちゃった!!」
慌てるレキ。
ルナは高らかに笑う。
「あはは!マーサとやら、そのおっぱいの橋をその姿で渡りきったら、元に戻してやろう」
マーサは立ち上がった!
「なんてご褒美!!必ずや、俺自身がおっぷにブリッジを踏破してやる!!」
マーサは立ち上がった!なぜおっぷにを渡るのか!それは、そこにおっぷにがあるからだ!!
マーサは最初のユキノのおっぷににダイブした!
「わぁ!!ふにふに!!全身がふにふに!!」
バカな感想を叫びながらユキノのおっぷにの上を弾みまくる!
マーサに暴れられてユキノの顔が歪む!
「あん!マーサ!そんなに激しく揉まないで!やぁ~ん!!」
マーサは次の難所、トモミンのちっぱいに挑む!
「う~む。どうやって渡ろう……」
するとトモミンが閃いた顔をマーサに見せた。
「ご主人様!私が舌を伸ばすので、舌に掴みながらおっぷにブリッジを渡ってください!」
「なるほど!名案だ!よし!みんなも舌を伸ばせ!」
彼女たち全員がおっぷにを丸出しにしながら舌を伸ばす異様な光景がそこにはあった!!
トモミンの名案は見事に的中!
マーサは彼女たちの舌を掴みながらおっぷにブリッジを渡る!
「こら、サーフォン!唾を垂らすな!」
舌を持ちながらおっぷにを渡るマーサは徐々に彼女たちの唾液でずぶ濡れになっていた!
「れろぉ~……すいはへん、マーハさま……」
サーフォンは涎を垂らしながら謝った!
「よし!最後だ!イク!イクィラ!おっぷにを突き上げろ!」
マーサの指示が飛ぶ!
イクとイクィラはおっぷにを寄せあげる!
「マーサ殿!行けー!!」
イクが叫ぶ!
「もう!早く渡ってよ!マーサ!!」
イクィラも頑張ってちっぱいを寄せる!
『マーサ!!いっけ~!!』
「おりゃぁ――!!」
ぽよぽよ、ぽよよよぉ~ん!!
全員の応援を背に受けて、マーサはおっぷにブリッジを渡りきった!!
「やった!!渡りきったぞ!!」
「うふふ、久しぶりに楽しめたわ。元の姿に戻してあげる」
ルナが杖を振るとマーサは元の大きさに戻った!
「あらあら、案外、立派なモノを持ってるわね」
元の姿に戻ったマーサのバナンポを舐めるように見つめる『絶望の魔女、ルナ』
「だから、誰なのよあなた!!」
レキの声に反応し、おっぷに全開で戦闘態勢を取るロイヤルフィアンセーズ!
「くっ……絶望的だわ……」
イクィラが落胆する。
「やばいわね……あいつ」
レキの額から汗がこぼれる。
「だな……マーサと同じ匂いがする」
ユキノがニヤリと微笑む。
「勝てる気がしません……」
片手でおっぷにを隠しながらイクが呟く。
待ち受ける運命は『絶望』か『希望』なのか!?
「私は『絶望の魔女、ルナ』快楽を極めし者」
杖を触る手つきが妙にイヤらしい絶望の魔女、ルナ!
「今回は、マジでヤバいわね」
さすがのレキも限界を超えて先っぽからバナンポジュースを垂れ流ししているマーサのバナンポを凝視しながら恐れのののく。
闘いは更なる絶頂へと誘った!!
<次回!マーサVS『絶望の魔女、ルナ』バナンポジュース摂取対決!!>
「次は何かな?おら、ワクワクが止まねっぞ!!」
マーサはひとり楽しんでいた!