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「ああぁぁぁぁ……嘘……私……イっちゃう!?はぁ――ん!!」『妖精の森でホップ、ステップ、スワッピング!』

「うふふ!こないだのフェンリンへの悪戯、楽しかったな~」

 30センチくらいの小さな妖精ウブ・ウフ・ウブフはお腹を抱えて笑った。


「あのフェンリンの真っ赤な顔!思い出しただけで木の実3つはいけちゃうわね!」

 妖精シシュ・ン・キデスは両手を頬に当てて、にやける。

 ※妖精の主食は木の実です。


「ウブ!シシュ!大変だ!なんと人間が川で遊んでるぞ!!」

 飛んで来た妖精ハナノ・オ・トメは両手と背中の羽をパタパタさせる。


「本当!?こんなところに人間が来るなんて珍しいわね!よし!私達のエッチな悪戯でビックリさせましょう!」

 ウブは両手を口元に当て「クスクスクス」と笑った。


 【妖精の森付近 川辺】


「川遊びなんて久しぶりだな~!それ!」


 バシャ!


「きゃ!ご主人様ぁ~ビショビショです~」


 マーサが川の水をトモミンにかけると、メイド服が濡れ、トモミンのちっぱいが透けて見える。


「大自然に感謝!」


 マーサは大自然に感謝した。


 幻獣フェンリンのフェラーリュの誘いにより、マーサとロイヤルフィアンセーズの五人は川辺で遊んでいた!


 妖精の森の陰から悪戯妖精のウブ、シシュ、ハナノが揃って顔を出す。


「本当だ!人間いっぱい!珍し!」


 ワクワクしているウブの隣でさっそくシシュが悪戯を始める!


「クスクス、悪戯しちゃうよ!フェアリーウインド!」


 ビュ――!!


 突風が吹き、イクのスカートが捲り上がる!!


「きゃぁ――!!風でスカートが!!」


 たまたま、しゃがんでいたマーサの目の前に青と白の縞々ショーツが降臨する!


「縞々様、ありがたや」


 マーサは縞々ショーツに手を合わせて拝んだ!


「きゃはは!見た?あの女剣士の顔!真っ赤っか!」

 大笑いのシシュ。


「気のせいか、あの男、スカートが捲れる瞬間にしゃがんだような……」


 ハナノは、たまたま縞々ショーツ間近にしゃがんだ男を不思議そうに眺める。


「よ~し!森に誘い込みましょう!フェアリーボーン!」


 ウブが羽をパタパタさせクルッと回ると幻獣の姿のフェラーリュの前に骨が現れる!


「ほ、骨わん!」


「あ!フェラーリュさん!そっちは入ってはいけないと言われた妖精の森では!?」


 サーフォンは一目散に骨を追いかけ森に入るフェラーリュを追いかける!


「面白そう!みんな、行こう!」


 ユキノの号令で全員、妖精の森へ入った!


 【妖精の森】

 

 結論から言おう!妖精の悪戯はことごとく失敗した!水をかけられたユキノは自ら全裸になり、飛んできたバナンポ(本物)はトモミンが口でキャッチし、くすぐり草でくすぐられても鉄壁サーフォンはビクともせず、転んだレキのお尻に突撃したマーサの顔がレキのビンタで腫れた程度だった!

              byスキル早送り


「ん?広い場所に出たね」


 方向音痴のマーサと剣聖イクは広い場所に迷いこんだ。


「もう許さない!!私達のご馳走『極上の実』を7粒も使った悪魔召喚で人間どもを骨抜きにしてやるわ!!」


 三匹の妖精はめったに手に入らない希少果実『極上の実』を地面に書いた魔方陣の上に乗せて、声を合わせる。


『来たれ!淫魔の王【S級サキュバス嬢王デリーヘル・ミ・ケイケン】!!』


 ゴゴゴゴ……!!


「きゃはは!あなた達!もう終わりよ!」


「エッチすぎて心臓が口から飛び出ちゃうかしら!?」


「骨抜きどころか魂までも抜かれちゃうかもね!!」


 はしゃぐ妖精達!地面に浮かんだ魔方陣から人影が現れる!!


 そこには大きなベッドの上で裸になった第七王子ノイドと愛魚女女学園一年生イクィラが現れた!


「あれ?マーサ兄さん!?」


「きゃ――!!」

 

 イクィラは布団をたぐりよせ自身の裸体を隠す。

 

「ば、バカな!エッチの化身S級サキュバス嬢王を召喚したはずなのに!?」


 妖精達がワナワナ震える!


「この前、魔界行ったからじゃない?ほら、ノイドの右手にお土産で貰ったブレスレットがついてるよ」

 マーサがノイドの腕につけているブレスレットを指差す。


「な!そ、それは『嬢王のブレスレット』!!バカな!そんな国宝級宝具をあんな子供がなぜ持っている!?」

 驚く妖精達。


 しかし、ノイドは彼女のイクィラとお楽しみ中だったにもかかわらず、神妙な面持ちだ。


「どうしたノイド。暗い顔して」


 マーサが声をかける。


「……マーサ兄さん、実はちょうど相談したいことがありまして……。実は……最近、僕……イケないんです!!」

 

 ノイドは重い口を開く。第七王子のノイドは転生者である。転生前は病弱な女の子だったため、まだ男の体に慣れていないのかもしれない。


「ノイド様……」


 自分のせいかもしれないという思いがイクィラに悲しい顔をさせる。


 そんな暗い二人に妖精ハナノが羽をパタパタさせ近づく。


「当たり前よ。嬢王のブレスレットは『快楽の証』生半可なエッチじゃ満足できないようになるわよ」

 

「そんな……」


 落ち込むノイドにマーサが優しく声をかける。


「心配するな。たまにはパートナーを替えて楽しもう。イク、ノイドの相手をしてやってくれ」


「ま、マーサ殿!?マーサ殿がそういうのなら……」


「マーサ兄さん!?でも、イクィラは嫌だよね」


 ノイドがイクィラに顔を向ける。


「……大丈夫です!ノイド様をイかせられないのは私のせいでもあります!やります!」


 彼女の瞳に光が灯る!


「よし!じゃ、おっぷに舐めるね」


 マーサはすぐにイクィラのおっぷにを舐める!まるで、ただ舐めたかっただけのような気がするほどスムーズに!!


「ひゃん!もう!いきない舐めないでよ!」


 いきなり始まった秘め事に妖精達は呆然と立ち尽くす。


「え?え?なになに!?すごいエッチなんだけど!?」


「それではノイド殿、私で力になれるかわかりませんがお相手お願いします」


 ぷるる~ん!


 イクが水着の紐を引っ張ると、大きなおっぷにが『ぷるる~ん!』と波打つ!


「うわ!すごい!」


 ノイドはイクのおっぷにの迫力に圧倒される!


「あら、もうここが目を覚ましましたよ。おっぷにで目隠ししましょうね~」


 イクはノイドのバナンポをおっぷにで挟んだ!


 それを見ていたちっぱいのイクィラが心配そうにノイドを見る。


「ノイド様、気持ち良さそう……。私にはできないわ……」

 マーサはイクィラに優しく声をかける。


「イクィラも素敵だよ!入れていい?いいよね!入れるよ!入れたい!入れるからね!!」


 ……優しく?


 ズブブブブブブ……。


「ああぁぁ……入ってくる!?ノイド様のではないモノが……ああ!」


「ああ!気持ちいい!中で出してもいい!?」


「あん!バカ!ダメに決まってるでしょ!んあ!もっと優しく!!」


 ズン!ズン!


「じゃあ、イクィラが先にイったら口に出していい?」


「はぁ?んぁ!私がノイド様以外のモノでイクわけないでしょ!」


「じゃ!OKだね!本気出すぞ~!!」


 ズリュ!ズリュ!ズリュリュ~!!


 マーサのバナンポがイクィラの中で蛇の如くうねる!


「ああぁぁぁぁ……嘘……私……イっちゃう!?はぁ――ん!!」

 

 ビクビク、ビクゥ――ン!!


「イったね!じゃあ、全部飲んでね!」


 ヌポォ!


 マーサはバナンポを抜き、イクィラの口に押し込む!


 ズポ!びゅるるるぅ~!


「んぶぶぅ――!!ごくん!苦ぁ――!!」


 マーサのバナンポジュースの味にイクィラは悶絶する!


「うん、癖になりそう」


 満足そうなマーサ!


 マーサの変態レベルが上がった!


「イクィラが……。イクさん!僕のも飲んでほしいです!」

 イクィラの見たことのないイキっぷりに、イクのおっぷにに挟まれたノイドのバナンポが破裂しそうだ!


「ふふ、じゃあ、10秒数える間、出すの我慢できたら飲んであげます。いきますよ~!じゅ~きゅ~はち~なな~」


 ぷにん!ぷるん!ぽよよん!ふにぃ~!


 イクのおっぷにがノイドのバナンポに柔らかさと弾力を兼ね備えた極上の刺激を与える!


「我慢我慢我慢!ああ!出ちゃうよぉ~!」


 ノイドは耐えた!がんばれノイド!!


「ぜろ~。ふふっ頑張りましたね。出していいですよ……ぱくっ」


 イクは頑張ったノイドのバナンポを優しく咥えた。


「ああぁぁ!!出るぅ!!」


 びゅ!!びゅるるるぅ!


「んぅ――!?んあ……いっぱいで飲みきれません」


 イクの口から大量のバナンポジュースが溢れる!


「イクさん!僕、入れたいです!」


 ノイドのバナンポが再びそそりたつ!


「どうしましょう?……マーサ殿」


 イクがマーサを見る。


「俺はいいよ。ノイドに協力したいし、ただイクィラがどう思うか……」

 

「わ、私も大丈夫です!ノイド様のためです!」


 けなげにノイドを見つめるイクィラ。


「ありがとう!マーサ兄さん!イクィラ!僕、何か掴めそうな気がするんだ!イクさん、お願いします」


イクはノイドに向けて足を広げ、水着をずらす。


「いいわ。来て」


「イクさん!」


 ズブズブ!ズブブブブブブ……!


「んはぁ!?え?……お……おっきい……!?」


 転生スキル持ちのノイドのバナンポ膨張率はマーサをも凌駕する!!


「ああ!奥まで!?んぅ!!はぁん!ひぃん!!」


「イクさん!気持ちいい!!中に……中に出していいですか!」


 ズン!ズン!ズリュ!ズン!ズン!ズリュ!


 半分イキかけているイクがノイドにしがみつき、耳元で囁く。


「あ!あ!ああ!それは……私を……イかせたら……ね。ノイド……がんばれ」


「イクさん!がんばります!がんばります~!!」


 ズン!ズン!ズン!ズン!ズン!ズズン!!


「ああああぁぁぁぁぁ――!!あぁ!!」


 ビク!ビク!ビク!ビク!ビクゥン!!


「やった!僕も……出します!!」


 びゅるるるぅ――!びゅ!!びゅ!!


「はぁ~中にいっぱい……出されちゃった……」


 満たされたノイドと放心状態のイクを複雑な心境で見つめるイクィラ。


「ノイド様……」


 突如、背後からマーサのバナンポがイクィラに突撃する!


 ズドォン!!


「まだまだ終わりじゃないぞ!」


「あひぃ!!ちょ、ちょっと!さっき出したでしょ!んぁ!もう!」


「それがダメなんだ!発射=終わりではない!心の満足が足りないんだ!」


 マーサは激しく腰を振りながら叫ぶ!


「んぁ!心の……満足!?」


 イクィラは考える。


「キスしていい?」


 後ろからイクィラを突きながらキスを求めるマーサ!これが心の満足か!?否!ただ、したいだけだ!


「だ、ダメよ!キスはノイド様だけだもん!」


「じゃ、先にイったらキスするね!」


「またそれ!ず、ずるい!んあぁぁ――!!だめ~イっちゃう――!!」


 ビクン!!ビクビク!!ビクゥン!!


「俺も!!キスしながらイクよ!!」


 ちゅぅ~!!


 びゅるるるぅ!びゅ!!びゅ――!!


「んんぅ!?んぁぁ……いっはい……ちゅ!ちゅ!ちゅ~!」

 イクィラはマーサのバナンポジュースを受け入れながら夢中でキスをした!


 その様子を晴れ晴れした表情のノイドが見つめる。


「ありがとうございます!マーサ兄さんイクさん!僕、わかりました!焦ってばかりでは出るものも出ない!大切なのは……お互いを想い合う気持ち!!」


 びゅるるるぅ!びゅるるるぅ!


(ああ!!中に出しちゃった!バレないかな?バレないな!また中でおっきくすればいいか!)


 そんな尊敬の眼差しを受けながら、マーサはイクィラの中にバナンポジュースを注ぎ続けた……。


 【小一時間後】


「お!マーサ達、ここにいたのか?おや?ノイドと……ノイドの彼女!」


 ユキノ達ロイヤルフィアンセーズがマーサの元にやってきた!


「あれ?妖精達が伸びてるわね?あんた、また何かやったの?」


 レキは刺激が強すぎて伸びている3匹の妖精を見つける。


「いやだな~。何もしてないよ~(直接は)」


 さっきまでエッチしてた素振りを感じさせない詐欺師マーサ!


「日も暮れましたし、帰りましょうか」


 サーフォンの言葉にフェラーリュが駄々をこねる。


「えー!!マーサ兄ぃと全然遊んでない~!!」


「ははは、夜に遊んであげるよ」


「あんたが言うといやらしく聞こえるのよ」


 レキがマーサにつっこむ。


「ん?いやらしい意味だよ」


 いやらしい意味だった!


「あんたね~!!」


「では、夜の12時にご主人様の部屋へ集合しましょう!」

 できるメイド、トモミンが提案する。


「……いいわよ」


 レキが渋々承諾する。


「ノイドとイクィラも来るか?」


 マーサがノイドとイクィラの方を向く。


「えっと……」


 迷うノイドの袖を掴みながらイクィラが大声で答えた。


「行きます!!!!」


「はは、そうか。待ってるよ」


 マーサに頭をポンポンされ、顔が真っ赤になるイクィラ。


「…………むぅ」


 その様子に何やら良からぬことがあったに違いないと察するレキであった……。


         <つづく!!>

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