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「おっぷにちゅちゅしながらぴゅぴゅしましょうねぇ~」『幻獣フェンリンおっぷにコレクション』

「え~!!『攻略本』失くしたの~!?」


 マーサは手を縛られ、サーフォンにバナンポをコシコシされながらも、叫んだ。


「ごめんマーサ。宿屋に帰ったらなくなってたのよ」

 全裸で両手を合わせ、レキが謝る。


「しかし、ふっ!ふっ!マーサ殿……マーサ殿の攻略ページはほとんどサーフォン殿がメモ書きして取ってありますが……これは?」

 イクが全裸で懸垂をしながら言う。


「マーサはおっぷにと脇を一緒に見ると興奮するそうだ」

 イクの懸垂する鉄棒から垂れ下がったロープに両手を縛られた全裸のユキノが脇を見せながらおっぷにを揺らす。

 ※マーサ攻略法その72『両手を上げて脇とおっぷに見たい!懸垂しておっぷにが揺れたり、縛られて身動き取れないとドキドキしちゃう!』


「ああ!ユキノとイクの脇とおっぷに!!」


「ご主人様が興奮してイきそうです!サーフォンさん台詞をどうぞ」

 全裸で両手を後ろで縛られたトモミンが口に咥えたメモ書きをサーフォンに見せる。

 ※マーサ攻略法その103『両手を後ろで縛られて、口に何か咥えているとドキドキしちゃう!』


「は、はい!ま、マーサ様……みんなのおっぷにばかり見て……この……変・態」


「ああ!真面目なサーフォンの言葉攻め!我慢できない!!」


 びゅるるるぅ~!


「きゃ!すごい飛んだ!!マーサ様の……変・態」

 ※マーサ攻略法その19『真面目な女の子に『変態』って言われちゃう!』


「ああ……俺が攻略されるぅ~」


「これで、許してね。マーサ」


 レキは四つん這いになり、マーサのバナンポを咥えながらマーサを見つめた。

 ※マーサ攻略法その5『お掃除バナンポ』&その10『ごめんなさいバナンポ』


 ちゅぱちゅぱ……。


「も、もう~仕方ないなぁ~許すよ~」


 マーサは許した!レキの『エッチなことして許してもらおう作戦』は大成功だ!

 ※ちなみに『攻略本』は女神フレイヤが持って(盗んで)いきました。


「さて、マーサも許したことだし、そろそろ私達にしてもらおうかな」

 ユキノはベッドに仰向けになり、顔を手で隠す。


「そうですね、私なんか、ずっと懸垂してましたよ」

 イクもベッドに仰向けになり、顔を手で隠す。


「トモミンも!」

「マーサ様……私もお願いします」

「あんたね……こんなのが好きだなんて……変態」

 トモミン、サーフォン、レキもユキノとイクに並んで仰向けになって顔を手で隠す。


 全裸の五人が、その見事な裸体を露にして、恥ずかしそうに顔を隠す素振りは、意外に恥ずかしがり屋のマーサが、誰に見られるわけもなく好き放題できる夢の時間、そう!マーサ攻略ファイナルであった!!

 ※マーサ攻略法その1919(ファイナル)『全裸の女の子が顔だけ両手で隠して、ベッドで仰向けになって恥ずかしがる』


『好きにしていいよ……』

 彼女達は囁いた。

 ※マーサ攻略法その17『恥ずかしそうに「好きにして」と言われる』


「みんな……最高です!」

 マーサは裸体にダイブし、この世の全てを味わった!


 【幻獣フェンリン、フィンの部屋】


「どうしたんだマーサ、『この世の全てを味わった!』ような顔して」

 いやにスッキリした顔のマーサを不思議そうに見るフィン。


「絶好調です!」


 満面の笑みを浮かべるマーサと相反して、生まれたての小鹿のように片ひざ立ちをしている五人のフィアンセ達をフィンは心配する。


「で、ぷるぷる震えてる彼女達も心配だが、あえて何も聞かないでおくね」

 幻獣フェンリンは空気の読める幻獣であった。


「……ありがとう。しばらく私達は使い物にならないと思う」

 ユキノが代表して発言する。攻略されたマーサのエッチは彼女達を神絶頂に導いた!

 ※神絶頂を向かえると一週間、足腰がガクガクするよ!


「さて困ったな、神話の森にはもうひとつ問題があって、それを解決してもらおうと思ったのだが……」


「俺、一人でできることなら手伝うけど」


「神話の森にいる幻獣フェンリン21人のおっぷにの写真を取りたいのだが……」


「やります!」

 理由も聞かずに承諾するマーサ!


「女神様に頼まれたのよ。どうやら生態管理の一環らしく、おっぷにを見れば健康状態がわかると言っておられた。昨日、この『カメラ』というものを渡されたのだが、私には使い方がさっぱりわからなくてね」

 ※どうやら女神フレイヤは『攻略本』を持っていく代わりにマーサへのご褒美ミッションを置き土産にしたようだ!


「一つ問題があって、私達、幻獣は普段は獣の姿をしていて、戦って相手の力量を認めないと人形ひとがたには絶対になってくれないのだよ」


「それなら大丈夫!」

 マーサは根拠のない口癖の『大丈夫』と言ってカメラを受けとる。

 

 マーサの力は女神の加護により、地上では相手にできるものなどいなかった。しかし、残念なことにシリアスな戦闘シーンは全てスキル『早送り』でカットされてしまうので、マーサの力は一生、読者様には伝えることができないのだ!


 と、言うわけで『神話の森 おっぷにコレクション』をどうぞ……。


 【神話の森 幻獣フェンリンおっぷにコレクション】


 パシャ!コレクション①

 『特技大工カンナ タンクトップたくしあげお姉さん』

「小さいけど……張りはあるでしょ!」


 パシャ!コレクション②

 『癒しの医師ナーシュ 白衣がはだけて、おっぷにポロン』

「あん!……はじめて見られちゃった」


 パシャ!コレクション③

 『道具屋看板娘ホーシュン はじけるおっぷに』

「見るだけって言ったのに……意地悪」


 パシャ!コレクション④ ⑤

 『双子の美人姉妹ナノハ&コノハ 脱がせっこ』

「お姉ちゃん……いやらしい」

「コノハだって……ねぇ、ふたりでしよ」


 パシャ!コレクション⑥

 『フィンのメイド係リン スカートをたくしあげてオシッコ』

「どうぞ……ご覧ください」

 ジョロジョロジョロ……。


 パシャ!コレクション⑦

 『買い物帰りの新妻サシャ 路地裏でポロリ』

「私、少し垂れてるしチックン大きめだから恥ずかしいのよ……早く撮って」


 パシャ!コレクション⑧⑨⑩⑪⑫⑬

 『アイドル『幻獣娘』コマキ&ミクシィー&ノノミ&ハツミ&エリ&ケイ 並んでたくしあげ』

「おっぷにの大きい順に並びました」

「キレイに撮ってよね!」

「マーサプロデューサーの頼みだから特別ですよ……」

「ファンの人が見たら暴動が起きますね」

「柔らかさも確かめたいって……プロデューサーさんのエッチ」

「私はいいですよ……プロデューサーさんなら」


 パシャ!コレクション⑭

 『学生オリヒメ マーサが土下座して懇願おっぷに』

「だめですよ!そんな、おっぷに見せてだなんて……え!?土下座してまで……も、もう!少しだけですよ……はい」


 パシャ!コレクション⑮

 『青と白の縦縞制服の店員さんソール 仕事中にボタン外して……』

「バナンポ……あたためますか?」


 パシャ!コレクション⑯

 『患者 18歳ミク マーサ先生の触診』

「やっ!先生!そこをクリクリしちゃ……あん!!……私、病気ですか?体が熱いの……」


 パシャ!コレクション⑰

 『保母さんイクミ先生 園児が帰った後で』

「マーサ君!私はおっぷに出ないって言ったのに!!……もう、ここをこんなにおっきくして……悪い子」


 パシャ!コレクション⑱

 『幻獣フェンリンの長 フィン 攻略おっぷに』

「指の間まで丁寧に舐めます。……フェラーリュには内緒にしてね」


 パシャ!コレクション⑲

 『彼氏とデート中の彼女アイリ トイレの中でNTRバナンポ』

「え!?ユウタの倍くらいない!?ムリムリ!絶対に入らな……かはっ!!う……そ……そんな奥まで……だめ!私にはユウタが……あん!ごめんなさい!あん!マーサ様……好きぃ!!」


 パシャ!コレクション⑳

 『スキーインストラクターのララ 雪山<シャセイ嵩>でポロリ』

「はい……寒いから早く撮って!やん……チックン立っちゃう」


 パシャ!コレクション21ラスト

 『フィン お兄ちゃんに甘やかしおっぷに』

「はいマーサ兄ぃ~おっぷにちゅちゅしながらぴゅぴゅしましょうねぇ~」


 ぴゅ!ぴゅ~!!


「全員、撮ってきましたぁ~」

 ふらふらになりながらマーサはカメラをフィンに渡す。


「早っ!!」

 全員分のおっぷに写真を3日で集めたマーサにフィンは、めっちゃ驚いた!!


 【その頃、天界】


「すごいなマーサ!ご褒美のつもりで依頼したのに、編集ほぼなしで『幻獣フェンリンおっぷにコレクション定価8800ノーエッチ』で発売できるぞ!!ひゃっほ~!!儲かりまっせ~!!」

 女神フレイヤがそろばん片手にはしゃいでいた……。


 <総集編って、いいよね!つづく!>


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