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「マーサ殿……こっちも」『神話級宝具【攻略本】』

 ゴブリン王の墓を踏破したマーサ達は、神話の森へ帰り幻獣フェンリンのフィンに報告。ゴブリン王の証を手に入れたマーサの仲介により、ゴブリン学校は神話の森の外へ移転することが決まった。


「世話になったな。お礼がしたいのだが」


 フィンが深々と頭を下げる。


「では、エッチなことでお願いします!」


 マーサも深々と頭を下げながら素直に言う。素直すぎて逆に清々しい。


「あらあら?こんなオバサンでもいいの?フェラーリュには悪いけど、いただいちゃおうかしら?」

 満更でもないフィンにフェラーリュは「ママ、ダメ~!!」と間に入る。


「うふふ。嘘よ」


「こんな時は……攻略本だ!ブック、オープン!」

 マーサは恥ずかしげもなく「ブック、オープン!」と叫びながら『神話級宝具【攻略本】』を読んだ!  


「こ、これは……!?」


 【21ページ フィンの攻略】


 深夜、フィンの部屋を訪れる。


 ペロペロ……ペロペロ。


「いきなり来て、足を舐めろだなんて……悪い子」

 幻獣フェンリンのフィンは獣人の姿になり、四つん這いでマーサの足を舐めている。


「まさか誇り高き幻獣フェンリンが足を舐めるのが好きだとは思いませんでしたよ」


 『攻略本』片手にマーサはフィンの頭を撫でる。


「はぁん!いいこいいこ好き~。誇りが高すぎるのも……生きづらくてね。もっと、罵って!」


「仕方のない幻獣だな。ほら、足の指までしっかり舐めて、バナンポまで登ってくるんだ!できるだけ時間をかけるんだぞ!」


「は、はい!マーサ様!」


 レロレロちゅぱちゅぱレロレロ……。


 フィンは足の指の間も丁寧に舐めた。


 そのあと、足の指を順番に咥え、足の甲、すね、ひざと順番に舐め、マーサの足を濡らしながら舐め進む!太ももまで辿り着いたフィンはバナンポに頬擦りしながら囁いた。


「もう……舐めてもいいですか?」


 バァ!!

 

「あ!俺の本!!」


 レキが攻略本をマーサから奪い取る!!


「何をさっきから本を見てニヤニヤしてるのよ!どうせエッチな本なんでしょ!!どれどれ……!!?こ、これは没収よ!没収!!」


 レキに『攻略本』を没収されてしまった!


「そんなぁ~」


 マーサはガックリと肩を落とした。


 【その夜 マーサの寝室】


「マーサ、入るわよ」


「マーサ殿、お邪魔します……」


 マーサの部屋に大きめのTシャツを来たレキと短めのタンクトップと短パンを履いたイクが入ってくる!


「ど、どうしたの!?ふたりとも!!そんな格好で!」


「べ、別に……今回、あんた頑張ったから癒しに来ただけよ!」

(ひゃ~!マーサの攻略ページに書いてあったけど、下着に大きめのTシャツって思ったより恥ずかしいわね。マーサ、すっごい見てくるし!)


「レキ殿と一緒にマッサージをしに来ました」

(レキ殿に見せてもらった『攻略本』なるものによるとタンクトップは短ければ短いほどマーサ殿が喜ぶと……しかし、これではピチピチでおっぷにの形がハッキリわかってしまう!マーサ殿ずっとおっぷにガン見してくるし……あれ?成功?)


「じゃあ、マッサージするわね」

(えっと、マーサのバナンポを女の子ふたりのお尻で挟む……本当に!?この攻略本、嘘ついてない?疑わしいわね)

 レキは攻略本の内容をメモしてきた紙をチラチラ見る。


「マーサ殿、失礼する」

(ひ――!短パンを脱いで、青と白の縞々ショーツでレキ殿とバナンポをお尻で挟むなんて……恥ずかしい――!!)


 ふにふに……ぷにぷに……ぷにゅぷにゅ……。


「すごいよ二人とも!!めっちゃ!気持ちいい!!癒される!!」


「そ、そう。よかったわね」

(きゃ~!マーサ、いつにもまして喜んでる!やったぁ~!!)


「マーサ殿、そんなに気持ちいいのか?」

(すごいぞ攻略本!マーサ殿が涙を流して喜んでいる!!よし、レキ殿!次は……)


 イクがレキに目配せすると、ふたりは大きめのTシャツとタンクトップを脱ぎながらベッドで仰向けになり、おっぷにを両手で寄せて口を開ける。


「マーサ……好きにしてい~よ……」

(攻略本に書いてあったけど、本当にこれでマーサが喜ぶのかしら?)


「わぁ!挟んでいい!?挟むよ!!」


「きゃ!」


 マーサはレキに馬乗りになると、おっぷにの間にバナンポを入れて腰を振る。


(わっ!わっ!あんなに一生懸命に腰を振って、攻略本ってすごいわね……)


「で、出るぅ~!!」


 びゅるぅ!!


 バナンポジュースがレキの口の中に飛び込む!


「んぐぅ!!……ごっくん。すごい勢い……」


 レキに顔に勢いよくかかるバナンポジュースを見ていたイクがマーサに囁く。


「マーサ殿……こっちも」


 イクがおっぷにを両手で寄せてフニフニする。


「お、おう!!」


 マーサは今度はイクに馬乗りになり、おっぷにの間にバナンポを入れてる!


 シュシュシュ!プニプニプニ!


「マーサ殿!顔にかけて!!」

(攻略本に書いてあったとはいえ、恥ずかしい~!!)


「出すよ!口を開けて!」


 ビュー!!びゅるるるぅ!


「んはぁ――!!顔が……熱い」


「す、すごいわね……」


 バナンポジュースまみれになるイクの顔を見て、驚くレキ。

(すごい出るわね……さすが攻略本)


「イク様……」


 レキはイクに視線を送ると、イクが頷き、二人とも四つん這いになり、ショーツを膝まで下げてマーサに向けてお尻をつき出す。


(ここまできたら攻略本の効果に疑いようがないわね)


(とても恥ずかしいけど、マーサ殿が喜ぶのであれば……)


「マーサ……」


「マーサ殿……」


 二人ともフリフリお尻を振った。


((やっぱり、恥ずかしぃ~!!))


「レキ!イク!たまりません!!」


 ズブゥ!!


 マーサはたまらずイクにバナンポを突っ込む!


「あはぁ――!!すごい!!いつもより……おっきぃ!!んはぁ――!!」


「マーサ~こっちも~」


 レキがお尻をフリフリする。


「レキ――!!」


 ズポォ!


「んはぁ――!!おっきぃ!!すごい奥までマーサが入ってくる――!!」


「マーサ殿ぉ~」


 今度はイクがお尻をフリフリする。


「い、イク――!!」


 ズポォ!ヌポォ!ズリュ!ヌチャ!ズリズリ!


「ああぁん!!すごい!マーサ!それ以上はだめぇ!!」


「ひぃん!!あ!あ!マーサ殿!壊れちゃう!壊れりゅぅ~!!」


 絶頂を感じながらも、彼女達は目を合わせ、最後の言葉を叫ぶ!


『マーサ(殿)!!私のお尻を叩いて!!』


「レキ!!イク!!叩きながら……出っ!!」


 バチィ――――ン!!


 びゅるるるぅ!びゅるるるぅ!びゅるるるぅ――!


「んぁ!!あっはぁ―――ん!!」


「ああ!!いやぁぁ―――ん!!」


 ふたりは絶頂のその向こう『神絶頂』に達した!


「あふ……イク様……攻略本……危険ですね……」


「おふ……ああ、レキ殿……あれは封印しておきましょう……」


 バタン!!


 ふたりは最後に目を合わせると、気を失った。


 【その頃 レキの寝室】


「あったあった」


 レキの寝室に忍び込んできたのは、女神フレイヤだ!


「危ない危ない。まさか探してた神話級宝具の『攻略本』がゴブリン王の墓にあっただなんて、盲点だったわ」

 女神フレイヤは机に置いてあった攻略本を手に取る。


「最後まで読まれてたら、この小説、終わってたわよ……」


 女神フレイヤが攻略本をパラパラめくり、最終ページで止まる。


「最終108ページ 女神フレイヤの攻略。○○○と言いながら、天使の輪っかを○○に○○させてから、強引に○○○する。※尚、女神フレイヤの処女が奪われるとすべての書物は終わりを迎える」


 女神フレイヤはそっと本を閉じる。


「ま、まだマーサには早いかな!」


 女神フレイヤは少しだけ微笑むと、攻略本を片手に天界へ帰っていった――。


 <マーサの性癖だけ暴露されたね……つづく!>


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