「――!!?ま、マズ――!!」『第七王子ノイドLv99』
ボクの名前はノイド。ハラミサガリ王国の第七王子。何を隠そうボクは転生者なのです!
なんと転生前は病弱な女の子だったの!
思い出といったら病院のベッドで過ごしたつまらない毎日。
そんな私の唯一の楽しみが夜中にこっそりと見ていた【女神チャンネル 特別有料チャンネル】!!まぁ、身も蓋もない言い方をすればアダルトチャンネルなんですけど……。
それでも、画面の中のマーサさんと彼女達の(ほとんど○ッチしかしてないけど)大冒険は私の心に深い感動を与えてくれたことには間違いはない。
そんな私が、夢にまで見たマーサさんと同じ世界に転生するとは思ってもみなかったことです。
まさか、病院の怪談を信じて、夜中の0時に3階の階段を一段飛ばしで上がると異世界に行けるというのを信じて、やってみたら本当に行けるとは……。
転生した私は、さっそくマーサさんの手助けを得て○ッチ三昧。私の行為も配信されちゃってるのかな?と不安に思うこともあるけど、誰かの役に立っているなら、それもいいかなと今は思う。
私は隣で裸のまま寝ている貴族の女の子マスーノタマゴ・イクィラを眺める。
(昨日、宿舎に訪れてきた彼女と5回もしてしまった――!!やりすぎ?やりすぎだよね!?)
だって、女の子の中に入れるの気持ちいいんだもん!
贅沢を言えば、転生前に初体験を済ませておいて、女の子の入れられる気持ちも理解しておきたかったな。
普通、男の子は1回出したらおとなしくなるって聞いてたけど、何回も出せる私はきっと"異常"なんだと思う。女神様のおかげ?マーサさんのおかげ?
「んぅ?ノイド様……起きていらしたのですか?」
裸のイクィラが起き上がり、すぐに自分が裸ということと昨日の5回戦を思い出して赤くなり、布団をかき集めて体を隠す。かわいいなぁ~。
「失礼しました!ノイド様があまりに激しくされるので気を失うように寝てしまったようで……!!?」
「私……ぼ、ボク、加減がわからなくて!!ごめん!」
「い、いえ……ノイド様のお好きにしていただいてけっこうです。あら?……また、しますか?」
イクィラは布団を押し上げて大きくなっているボクのバナンポを布団の上からツンツンする。
転生前にはついていなかった私のバナンポ……。もっと思い通りに大きくなったり小さくなったりするものだと勝手に思っていたのだけれど、案外、自分の感情に左右されるらしく、男の子は大変だなぁ~と思う。
「……お願いします」
「はい!ノイド様!」
イクィラは布団の中に潜り、ボクのバナンポを咥えた。
ちゅぱちゅぱ……くぽくぽ。
「はぁ~イクィラさんの口の中、気持ちいいよぉ~」
(そういえば、転生するときに女神様が「~有料料金」とか「~返済」とか言っていた気がするけど、あんまり覚えていないなぁ~)
そんなことを考えながらも、バナンポはしっかり発射準備を整えていた。
「イクィラさん!で、出る!!」
布団の上からイクィラの頭を押さえる!
びゅぅ――!!びゅぅ――!!
「んぅ――!!?ぷはっ!……ノイド様、朝からお元気で……」
イクィラは布団から顔を出し、口元から垂れているバナンポジュースを指で拭う。
(そういえば、バナンポジュースってどんな味がするのだろう?)
私はバナンポジュースがついたイクィラの指を咥えてみた。
パクっ……。
「――!!?ま、マズ――!!」
(え!?なにこの味!?苦いし喉に絡まるし、こんなに不味いの!?配信でもだいたいみんな飲んでいたから旨いとばかり思ってた!!)
「ノイド様!?大丈夫ですか?」
心配そうに私を見るイクィラ。
「ボクの方こそごめん!こんなに不味いバナンポジュースを頭を押さえて飲ませるだなんて――!!」
「ノイド……様っ、パクっ!」
イクィラはまだバナンポジュースがついているボクのバナンポを咥えて微笑んだ。
「私、舐めるのも、この味も、好きですよ。だから、いっぱい飲ませてくださいね」
「イクィラさん……」
微笑む彼女に罪悪感が薄れる。
我慢してるのか、本当にそうなのかわからない。
ただひとつ言えるのは、イクィラさんがボクに好意を持ってるということだけだ。
(好きな人のバナンポジュースは味が変わるのかな?)
そんなことを思っていたら、イクィラがいつの間にかボクのバナンポの上に股がっていた。
「ノイド様!舐めていたら我慢できなくなってしまいました!」
ズブゥ!!
「イクィラさん!!もう仕度しないと授業に遅刻しちゃいます!!あう!」
ズリュ!ズリュ!ズリュ!
「ノイド様!あん!ノイド様ぁ!私の中にバナンポジュースくだひゃい!!」
イクィラはノイドの上で激しく腰を振る!
「あ!あ!出っ――!?」
ヌポ!パクッ!
出る瞬間、イクィラはノイドのバナンポを抜き、口で咥える!
「イクィラさん!?あう!!」
びゅるぅ!!びゅるるぅ~!!
「んぐっ!……ごくごく。んはっ!……ふふ、ノイド様が変なこと言うから飲みたくなっちゃいました。やっぱり、私、好きですよ。この味」
「イクィラさん……」
イクィラの天使のような振る舞いにノイドは感激した。
【2限目 魔法の授業】
そして、あれからさらに三回バナンポしたノイドとイクィラは、当たり前のように遅刻した。
『すいませんでした』
頭を下げるノイドとイクィラ。
「あらあら~さすが隣の国の王子様は実力がないのに態度は大きいのねぇ~」
魔法の先生イキオクレ・ミソジは嫌みったらしく言う。
「ミソジ先生!ノイド様は私のせいで!」
「あらあらイクィラさん。あなたはいいのよ。貴族、期待の星なんだから、先生の授業なんて出なくたって。それに比べて無能王子ときたら……」
どうやらミソジ先生はノイドの実力を知らないらしい。
「まぁ、いいわ。時間の無駄ね。それでは授業を始めるわ。今日は初級魔法ファイアーボールの的当てよ」
弓道道のような外の演習場にやってきた生徒は次々にファイアーボールを的に当てる。
「炎よ……我の呼び掛けに応えたまえ!ファイアーボール!」
ボウン!!ボウン!!ボウン!!
「さすがイクィラさん!!全ての的に的確に当てるなんて!!優秀よ!!」
ミソジ先生はイクィラを大絶賛する。
「ほら、最後は無能王子よ。やるの?やらないの?」
「や、やります!」
ノイドは右手を前につき出す。
「あなた杖は?杖がないと魔法は使えないの!常識よ!これだから、無能は……」
ミソジ先生がブツブツ文句を言っているが、次の瞬間、ノイドのつき出した右手の前に出現した巨大な炎の塊を見て言葉を失う。
ゴォォオオオオォォォ!!!!
「あなた詠唱は!?そ、そんなことより、その大きさ……」
ワナワナ腰を抜かすミソジ先生の隣でノイドが右手を振った!
ゴアッ!!ドゴォォォォォォォォン!!
演習場の的はおろか、演習場そのものが一瞬で消し飛んだ!
「あ、あれ?ボク……やり過ぎた?」
キョトンとするノイドに生徒達は大歓声を上げた!
『キャ――!!ノイド様素敵――!!抱いて――!!』
「ちょ、ちょっと!ノイド様に手を出したら許さないから!」
イクィラがノイドの前に立ちはだかる。
その隣で放心状態のミソジ先生。
「あはあは……無詠唱で伝説級の火球だなんて……あはあは」
【放課後】
「やっぱり嫌われていたから退学かなぁ……」
ミソジ先生に呼ばれたノイドは生徒指導室のドアをノックする。
コンコン……。
「ミソジ先生、来まし……たぁ!!?」
ノイドが生徒指導室に入ると、全裸のミソジ先生が土下座をしていた!
「ノイド君……数々の無礼、お許しください。国宝級の力をお持ちのあなたにした行為は、もはや外交問題になりかねません」
「ミソジ先生!ボクは気にしていないから、服を着てください!」
ミソジ先生に近づき、着ていた制服の上着をミソジ先生にかける。
「いいえ!それでは私の気がすみません!いい年でまだ処女のいきおくれの私ですが、全てをノイド君に捧げます!」
ミソジ先生は立ち上がると、机に手をつき、お尻をこちらへ向ける。
「ミソジ先生……わかりました。先生の決意を無下にするわけにはいきません。失礼して入れさせていただきます!」
ボロォン――!!
ノイドはズボンとパンツを脱ぐと、今までどこに隠していたの?と思うほど大きなバナンポが姿を現す!
「え?え?ノイド君?その巨大なもの……本当に今、ズボンの中にありましたか?」
ミソジ先生が目を疑う!
「ちょ、ちょっと待って!ノイド君!!それはさすがに入らないわ!」
「先生――!!」
ノイドはミソジ先生の腰をガシッ!と持ち、巨大バナンポを押し込んだ!!
ズゥンリュウ――!!
「んはぁ――――!!!!うそ?入った?」
ズビュ!ズリュ!ズズン!!
「あうん!はぅん!ひゃん!の、ノイド君!もっとゆっくり!はぁん!!」
「先生――!!先生――!!」
ノイドは必死で腰を振る!
「あう!おとなしそうなノイド君んぁ!こんなに荒々しいなんて!!んふぅ――!!」
「先生――!!先生――!!先生――!!出る!!」
「はひゃ!!だめ!今出したら壊れりゅ!!壊れりゅ~!!」
びゅるるぅ――!!
「はぅ――ん!!中に……いっぱい……まさか、バナンポまで国宝級だったと……は」
バタン!!
ミソジ先生はその場に倒れた!
「あれ?先生!?先生――!!」
転生前は女の子だったノイドはバナンポの扱いにまだ馴れておらず、知らず知らずのうちにバナンポに魔力を流してしまい、巨大化&高濃度魔力バナンポを作り出してしまっていた!
ま、面白そうだから黙っておこう!!
「あへあへ……ノイド君……ちゅきぃ」
ノイドの第2ハーレムにミソジ先生が加わった!
<そして、定番のザマァ系だったね!つづく!!>
【天界】
ポチ。
「配信っと……」
女神フレイヤは本日の配信『第七王子、先生にいけない逆指導』を終えて一息つく。
「それにしても、配信料払えない女の子を見に行ったら、階段踏み外して死にかけてるとは思わなかったわ……」
まさかのノイドは階段を踏み外しただけだった!!
<女神が見ててよかったね……つづく!!>