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0-20.誤算

◇◇◇◇


さて、結衣が勝負をするとキッパリ言ってしまったものだから俺もそれ相応の強さにならなければならない。

 だが、どうしたものか。俺も結衣と同じ様に魔力感知で探すか?いや、それだと効率が良い時と悪い時の差が大きすぎる。

 もう少し安定した魔物を探す方法はないかのか?


そう首をかしげて考えていたが、そんな事をする必要もなかった


「ん?何か動いてるぞ?……こっちに向かってきているのか?」


それは止まる気配を見せる事なく猛スピードでこちらに突進しているようだった


取り敢えず魔力感知で見ておいた方が良さそうだな。


   「魔力感知!」


効果が発動し、青色の世界が広がっている中に一つだけ混じっている色があった。しかもハッキリそれは見えた


赤……?順番で行くと青、水色、黄緑、緑、黄色、オレンジ、赤か。って!?え?MAXが来るのか!?これから!?


   するとすかさずアナウンスが入る


《いいえ。スキル 魔力感知は強化する事によって見える色の範囲が広がります。その為、必ずしもその敵が赤色相当の敵とは限りません》


   そう聞いた俺は恐る恐る質問をする


じゃ、じゃあ他にはどんな色が……?


《はい。赤色の上の色は、全部で四つあります》


お、おう。


《赤から、紫、黒、灰色、白です。これ以上の場合は周りのオーラの大きさで魔力の大きさが変わります。又、目安として、魔力を数値化すると一つ色が変わる毎に魔力は前の色のの30倍になります》


30倍?そんなに増えるのか。


《はい。青の魔力は1~3で、魔力は青色の魔力を元にしているので、なので赤色だった場合、赤の魔力は最低で7億2900万で、最高で21億8700万に昇ります。

 ですが、数字で言ってもどれ位の強さなのかは良く伝わりにくいと思いますので、簡単に説明すると魔力1万が一般人の平均的な魔力量。

100万でビルを一撃で破壊出来る魔力量。1億でマグニチュード2の地震を起こすことが出来る魔力量。10億でマグニチュード4の地震を起こすことが出来る魔力量です。ですが目安なのでその程度と認識してください》


  これらを聞いて21億という数字に俺は鳥肌が立った


数字、間違えてないよな!?


   《いいえ。こんなので私は間違えません》


こんなので、か……。まあ認めるよ。でも、そんな化け物に今から挑むのか?俺。じゃあ俺の魔力はどの位なんだ?まさか格下なんて事はないよな………?


《魔力量を知らないようでしたら、自分を鑑定してみては如何でしょうか?》


自分を鑑定?そんなことが出来るのか?


   俺は言われた通り自分を鑑定してみる


鑑定 霧谷貴也


基礎魔力:425万


魔力:425万


≪下位魔法、スキル≫


≪魔法≫ なし


≪スキル≫ なし



≪中位魔法、スキル≫


≪魔法≫ なし


≪スキル≫ ソウルブレイクⅡ



≪上位魔法、スキル≫


≪魔法≫ なし


≪スキル≫ 言語理解



≪超上位魔法、スキル≫


≪魔法≫ 高速治癒 Ⅰ


≪スキル≫ 強靭 Ⅰ、索敵 Ⅰ、洞察 Ⅰ、迅速 Ⅰ、予知 Ⅰ、魔力感知 Ⅰ



≪神聖魔法、スキル≫


≪魔法≫ なし


≪スキル≫ 勇者、鑑定の天眼、神の意思、覇王の立ち振る舞い、武の天命、装備強化 剣神


425万!? 全く張り合えそうでないんだが!?


《補足ですが、攻撃力増加のスキルがありますので、心配には及びません。また、魔力が高い=強い、と言う認識で間違いはありませんが、決して打撃の強さを表す数値ではないので、ご了承を》


 だが、一つだけ気になる物があった


魔力の上の方に書いてある基礎魔力って何だ?


《はい。基礎魔力とは、元々対象が持っていた魔力量の事です。魔力が何らかのスキルによって増える場合、この魔力が元になって増加します。基礎魔力の増やし方は今の所スキルのみです》


おう、説明有り難う。まだ質問したいことはあるがもう奴がすぐそこまで来ている。それはまた後日、訊くとするよ。

 敵はまだ良く見えないが後30秒も掛からずにこちらへ到着する勢いで向かっている。

 恐らく今回の闘いで俺は怪我をする。そこは高速治癒で何とかするとして問題はどう倒すかだ。

 頼みの綱で一応鑑定の天眼があるが期待はしないでおいた方が身のためだろう。

 物理だけで倒せそうには到底思えない。色々駆使してやっと倒せるかどうかと言った所か。

 アナウンスさんが言ったように、もしかすると魔力量が赤を超越している可能性もあるから油断だけはしないでおこう。


   取り敢えず俺は鑑定をする事にした


   「鑑定の天眼!!!」


 《結果》


どう……だ!?


*スキル 鑑定阻害により鑑定が阻害されました*


……鑑定阻害だと!?そんなものが………あるのか?


   奴はもうすぐそこまで迫っている


やっぱり、期待しないで良かった。だが、結果かなりヤバい状況に陥ってしまった。

 

『俺は勇者。こんな誰もいない地下で死んでなんかいられねぇんだよ!!!』

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