0-19.無双
私は気付いた時には魔物に飛びかかっていた
「魔物!!!!!」
私の人生二度目の魔物との戦闘は蜘蛛のような見た目をしており、魔力感知の色は水色だった。
蜘蛛の魔物もそれに応じたようにこちらに向かってくる
まずは一振して敵の強さを把握するのが基本的だよね!
「えいっ!!!」
魔物は以外とあっさり真っ二つになった
「あれ?弱い?」
・ ・ ・
「私が強すぎるだけだよね!だって480倍だもん!」
そう魔物を倒してウキウキしているアナウンスが入った
《スキル 装備強化 毒を獲得。所持スキルに追加します》
装備強化……毒?装備強化の毒って何だろう?
《はい。スキル 装備強化 毒とは、攻撃を受けた、又は行った場合にその対象を毒にするという物です。
対象の肉体に触れる、又は触れられなければこのスキルは効果を発揮しません。威力は約オオスズメバチ5匹分です》
おぉー!強いじゃんこのスキル!!!
でも、もしお兄ちゃんに当たったりなんかしたら……
駄目ーーー!!!!!
絶対に駄目!それはこの私が許さない!今すぐOFFにしないと!
そう考え付くと直ぐ様魔方陣を展開して装備強化 毒を探してタップした。
※装備強化 毒の効果を一時的にOFFにしますか?※
はい いいえ
勿論『はい』一択だよ!!!!!
と、思いながら指先を画面に近づけて後数ミリと言ったところで指をピタリと止めた。
待て、私。別にお兄ちゃんに会うまではONにしてても問題ない、よね?
そう思うとそうでもいいような気がしてならなかった
うん、今はまだいっか!
そして私は再び魔物探しだした
◇◇◇◇
~5分後~
「うわっ!今度は沢山出てきた!」
パッと見10体はいるしここは慎重に闘った方がいいよね……
あれ?でも少し魔力感知の色が違う?
今回の蜘蛛の魔物の魔力は見た目は変わっていないのに黄緑だった
まぁ強くないし別に何でもいいよね!
「火属性魔法 炎帝!」
ゴォォォォという音と共に火柱が巻き上がり、魔物を灰すら残さず消し炭にしていく
「え!?威力凄っ!!!!!魔法は言った言葉通りの見た目になるようになってるのかな?それだったらもっと凄い!!!」
火柱が消えて周りが見えてくる
「流石に誰も生き残ってないよね………ってあれ?」
地面に黄色い宝石のような石が数個落ちているのが見えた
近寄って摘まんでみる
「うわ~凄く綺麗~!!!あの魔物が落としたのかな?あの炎でも傷付かないなんて凄い石!お兄ちゃんにも見せてあげよう!………あれっ!?あれっ!?」
石を眺めていたらまるで体に吸収されたかのように消えてしまったのである
え!?何でどうして!?あの石はどこに行ったの!?
他の石を持っても数秒で消えて行く
そんなぁ………折角綺麗な石を見つけたってお兄ちゃんに自慢できそうだったのに……
すると何故かアナウンスが流れた
《源石×6を獲得。1つにつきステータス倍率に2倍加算のため、480+12で元のステータスの492倍です》
・ ・ ・
成る程源石ってそういう効果があるんだ!
じゃあもうすぐで500倍になりそうだしこの調子で私、頑張っちゃうぞー!




