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0-15.鑑定

◇◇◇◇


ヤバイ、ヤバイヤバイヤバイ!!!


闘う前、魔法一覧からスキル 鑑定という物を見つけ、試しに結衣の刀を鑑定したがあれはヤバイ!!!

 どうだったかだって?その刀はなぁ………


       聖女にしか扱えないらしい


そう、勇者であるこの俺でもだ。

 鑑定の説明によると、その刀は隼という名前らしく、大業物に分類される刀だと言う。

 そして最も気になるその刀の效果だか、なんと所持者が魔法を撃つ時に疲れが発生する代わりに、所持者の魔法の效果を底上げし、剣術を強制的に引き上げてくれるらしい。だから結衣がめちやめちゃ剣技に長けていた訳だ。

 魔法の效果も引き上げてくれるらしいから、剣も魔法も既に一流みたいなもんか。

 つまり多分結衣の攻撃に当たったら相当深手を負う。絶対に当たったらいけない。避けなければならい。


      だが、俺もそんな超人ではない


稲妻(ライトニング)!!!」


そう結衣が手を伸ばして言い放つと、手先から魔法陣が現れ、とてつもないスピードで俺に向かって雷のようなものが飛んできた。しかも眩しくて良く見えない。


        これは避けれない!!!


その時、俺の剣がスルリと勝手に動いたように手から抜けてしまった。

 さ、流石に結衣の攻撃で死んだら洒落にならないよな………


       俺は、そっと目蓋を閉じた


スキルで力が強化されているせいか、10メートルは飛んだ。そして今、落下している。

 着地する時は風魔法で何とかするとして、今はこの異常な光景をどう説明したらいいんだろう。


 俺の剣が浮きながら攻撃を受け止めているのである


おいおいどうなってんだ!?と一瞬慌てつつも、すぐに冷静になって風魔法を地面に撃って着地した


まさか、俺の剣にもスキルがあるのか!?


      そう思って剣を鑑定してみる


鑑定 亜禅(あぜん)


スキル 神の意志


魔法 飛行 Ⅳ


飛行 極は今実際に発動しているから分かるが、神の意志って何だ?

 ………仕方無い、アナウンスさーん!


《はい。スキル 神の意志とは、アイテムの所持者が危険に晒された場合にのみ発動します。スキルの效果は、所持者を危険に晒す要因を排除するというものです。

 また、アイテムのスキルのみ、所持者にスキルが同期されます。

 補足として、スキル 神の意志と飛行 極は必ずどちらか一方が付与されていれば、もう一方も付与されるようになっています》


成る程……ピンチを助けてくれる訳か。え!?でもストロング戦の時は何も発動しなかったよな……。まあ、終わった事だし別に気にしなくてもいいか。


   亜禅は稲妻を微動だにせず受け止めている


何か、受け止めていると言うよりも吸収している、の方が正しい気がするな……


さて、結衣の様子は、と……


「あ、あぁ………」


 結衣は口をぽっかりと開けてその様子を見つめていた


う、う〜ん……まぁそりゃそうか。今までの出来事は辛うじて受け止められたかも知れないけど今回は剣が浮いて更には勝手に動いて攻撃を受け止めているからな………まぁ仕方無い仕方無い!


そして、亜禅は全ての攻撃を受けきって何も無かったかのように鞘の中に入っていった。

 ていうか、今までずっと腰のあたりで浮いてた気がする……


   数秒のい沈黙の後、結衣が刀を鞘に仕舞って俺に話しかける


「お、お兄ちゃん……、流石にそれは、強すぎって言うか反則級って言うか………」


   「………」


      俺は何も言い返せなかった


「あー、えーっと、い、言い換えれば心強いって事だからね!これで敵なしだね!でも、何で剣が勝手に動いたの?まあ、まだ勝手に動いた確証は無いけれど……」


「その事か……。じゃあ結衣、落ち着いて聞いてくれるか」


 そう言うと結衣は冷静な顔つきになって静かに頷いた


   「実はな……」


俺は剣や刀の名前とそれらにスキルが付与されている事と俺と結衣の装備に付与されているスキルを説明した


◇◇◇◇


「えぇ!?そんなに凄いのこの刀!!!?」


    結衣は興奮しすぎて飛び跳ねている


   「まあ、鑑定によれば、だがな」


「絶対次のアンデッドウェーブは負けないよね!!!」


   「そうだな」


そして、俺等はまた生きるか死ぬかのギリギリの闘いを再開するのだった

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