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『無題』

作者: 蒼山詩乃

告げる言葉はないまま     詠う言葉はないまま

おぼろげな感覚は詠う     目を閉じて笑ってみよう

手を伸ばしてにじんだ     擦り切れた手は上がらず

視界は何を照らしているの   ただ骸へと飲み込まれる


鉄格子から漏れでる光は    鉄格子から漏れ出る光は

変わらず私を包み込むの    私を燃やして焦がしたの

誰にでも等しい愛は今も    誰にでも等しい愛は今では

胸に注がれている       朧げに散ってゆく


この呪いが醒めぬうちに    この呪いが醒めたならば

透明になりたいな       全てを包み込むの

一つになってしまえたら    一つになってしまえたら

私は自由に消えてゆく     私は自由に消えてゆく


      繰り返される日々

      祈りは呪い、呪いは祈り

      願えば生み出され

      命はまだ這いずり回る

      救いなんてものはない

      それでも

      生まれた理由があるなら

      手に歌を込めて


      Erktlische es lieleptkrkze

      (命が今失われるなら)

      Arktpezure La ischte

      (使命を此処で果たそう)

      Meistmel de kutLas

      (世界を愛した証を刻んで)

      Ir laisut godie

      (私は神に祈る)


      この呪いが醒めていても

      何もかもが愛しい、愛しいわ

      何もかもに傷つけて

      語り合いましょう

      私は自由に溶けてゆく

途中で出てくるアルファベット群はどこの言語にも所属しておりません。

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