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第69話

神様と魂ちゃんのオーディオコメンタリー風②




「さて巻き戻りました。ではまた最初からだけどいいかい?」


「早くみよ~」


「まずココはどこかわかりますか?」


「モナちゃんがねー死んじゃった場所だよー。まだ荒れてなくって森になってないねー」


「この時点の騎士団はまだ地域に密着したいい騎士団だったのかもね。騎士団が木をほどよく間引いてくれています。」


「なるほどー」


「ここでまずミギィさんとレフティさん。あの2人に会う。これはすごく良いことです。」


「どうしてー?」


「あの大災害が大災害という名称で済んだのは、この2人が色々動いてくれたからなんだよ。ただあの世界ではもっと高齢になっていたから思ったようには出来なかったようだけどね。」


「そーなのー。こうれいって大変だね。ふぅん。」


「少し飛ばしますよ?」


「いいよー」


「次にココだね、テンクウを助けただろう。あちらの世界では足は義足もなく3本で駆け抜けていたんだ。」


「3本・・・・・」


「気づきました?」


「もしかしてワンちゃん達をせんどーしてた“3本足の凶弾(きょうだん)(けん)”?えっえってきはてきでも、てきの大将だったの!?」


「うん、そうですよ。」


「こんなに可愛かったんだねー」


「そう、傷もほとんどない。本来の姿がこれだったんですね。」


「モナ、凶弾(きょうだん)と一緒で大丈夫?」


「モナちゃんが助けたから3本になってないだろう。今後凶弾(きょうだん)(けん)にもしなってしまうとしても今はなっていないから大丈夫ですよ」


「じゃあ頼もしいね。」


「このまま味方でいてくれたらモナちゃんの未来もこの街の未来も明るいかも知れない」


「そんなに!?すごい!」


「ああ、すごいことだよこれは。」


「ディオとアンドレだ。」


「アンドレくん、ご病気だったんですね」


「どのへんが??」


「心の病気です」


「こころだったかーじゃあ見えないやー」


「病気を見たかったんですか?」


「あれっ?この人見たことあるー。」


「あの・・・・まあいいか。」


「誰だっけ?リネアっていうのか~どっかで見たことあるね??」


「プントさんもいますよ」


「プント!モナに魔法教えてくれた人!」


「そうでしたね。ここではまだ会ってませんね。」


「次は?」


「次はそのリネアさんですよ」


「おお??」


「毒草事件。ここがキーポイントです」


「毒って死んじゃうんでしょ。こわーい。」


「この女の子も食べてしまっていたけど、実はこの毒スープ、あの世界ではアンドレくんが飲む予定だったんだよ。そして街に1人で出ていたこのリネアさんが暗殺者と疑われてメイドを辞めさせられてしまうことになる。」


「えっ・・・・・・あっっ!」


「思い出した?」


「うん!暗殺者さんだね!そっかー、疑われたからなっちゃったんだー。」


「あのアンドレくんが教えてくれた。冤罪だったと後でわかったことだったと言っていたけれど・・・この10年前のこの世界だと、疑われること無く毒草事件は終わったみたいだね」


「よかった!それなら、モナやディオのこと殺しに来ないね!やったね!あの世界では本当に殺されそうで大変だったもん。」


「そうだね。でもまだ10年あるからね。今は回避できてもこの先はどうかまではわからないよ。彼女が急に暗殺者の道を選んだとしても、私達は見るだけで止めることはできないのだから。」


「そっかー。そうだね。でもアンドレが元気そうで良かったねー。毒って苦しいんでしょ?くるしい、ないほうがいいもん。」


「本当にそうですね」


「とばしちゃったけど、セイリューってキツネさんはいいの?」


「この子は・・・・多分本来はここで死んでいたのではないかと思われます。」


「そうなの?モナ助けた。えらいね!」


「このナイトフォックスというモンスターを助けたことがどこにどう繋がるのかは、残念ながら私にはわからないのです」


「うーん。でもきっといいことあるよ。カンが言ってる。いいことあるっていってる。」


「ふふふ・・・。そうだといいです。」


「あっモナ、歓迎会だって。たのしそう〜。」


「あっちの世界での歓迎会はディオさんとアンドレくんのいる王都でしていましたね。モナちゃんが教えてくれました。」


「楽しかった?」


「疲れたと言っていました。大きいパーティーだったそうなので無理もないでしょう。異世界人だと公表しなければ良かったと、少し嘆いてもいました。」


「巻き戻しは?」


「過去の記録は巻き戻せても本来、過去をやり直すことは無理なんですよ」


「でも、モナ、ここに飛んでる??」


「あの2人が頑張ったからですよ」


「あの2人がモナを助けた。けど、不幸だったのも2人のせい。すごいのか、すごくないのか、わかんないね。」


「それは私も同じですよ。」


「そーだったね。すごいのか、すごくないのかわからないね。」


「ふふふ。神様なんてその程度のものなのですよ」


「あ、新しいステータス。あー!大童(おおわらわ)だー。モナのこれ、好きー。」


「使えないようになったままですね」


「画面にでてるのに??」


「魔力が足りなすぎます」


「ふーん?魔力ってどうしたら増えるの?」


「練習あるのみ、らしいです」


「そういうの脳筋っていうんだよ。モナが言ってた」


「脳筋って魔力の練習でも使う言葉だったとは知りませんでした」


「・・・気づいたらアンドレとケンカしてるよ。」


「本当ですね。これはあれかな?」


「どれかな?」


「喧嘩するほど仲がいい。」


「・・・?嫌いだからケンカするんじゃないの?好きだからケンカ?」


「まだ難しかったですかね?」


「かなー?」


「ではここも飛ばして次を見ましょうか」


モナ、熱にうなされ舵をとるのさ~って寝てるので

また

( ´∀`)σ)∀`)

明日も更新します。

ありったけの夢を~かき集め~。

( ノ^ω^)ノ

次回も神様と魂ちゃんのオーディオコメンタリー風のつづき。


明日も更新。うぇーい。






テンクウ「もふもふ成分が足りないよ!ボク出番ちょうだい~」


セイリュー「きゅんきゅーん」


ポンポコ丸「ポコポン!ポコォポコポコポコォォ」


ぽん吉「ぽっぽん!ぽぽぽぽーん~」


テンクウ「えっボクそういう意味で言ったわけじゃないよ、あっごめん!ごめんってばー」


ディオ「どうしたんだいアレ」(人間枠出演)


キジン「テンクウちゃんさんは一応出番多いでしょうと、責められているところですん。くっくっく・・・。あたくし達に比べればかなり出番多いですからねぇ。やっておしまい。お前達!」


ディオ「えっ」


ポンポコ丸・ぽん吉「「ぽこポンぽぽコンぽポポぽぽーーーんン!!!!!!」」


テンクウ「うぎゃー!?」


セイリュー「きゅん。」


ディオ「・・・・私は何を見ているのだろうか?」


キジン「評価の星や、いいねなども待っていますわん」






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