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第49話

リネア「大変ですわ!ブックマークが」


モナ「なにごと!?」


クリストファー「140件をいつのまにか越してたよ」


モナ「ウッソだぁ・・・ホンマや!」


セイリュー「キュン?キューンキュン」


テンクウ「それのことを1人ボケツッコミって言うらしいよ。」


あとがきにつづく。

ミギィさん達がこっちに来たことを皮切りに“小熊のお遊戯会”は終わりだと周りで見てくれていた親御さん達が小熊君達の回収に出向いてきた。ですよねー。


そうじゃなくても途中からこっちがワチャワチャしてて「なんだなんだ」とアッチからの目線が痛かった。

ですよねー。


お遊戯会になるまえにユーグリッドさんが忠告してくれたことは特に起きなかったから、お遊戯会がお遊戯会で終われてホッとしてる半面、獣人とこれで交流ちゃんと持てたのかはもうほんとよくわからないかなってのがもう半面の気持ち。


忠告?小熊に手を出すような行動は慎めって。軽く触るのもNG。信頼してない初見の奴らは子供に触ったらコロス!が脳内に刷り込まれてるからって。物騒すぎる。しかし親としての本能なんだそうな。ですよねー。


そんなわけで半分処刑台に上らされた気分もありつつお遊戯やった私、最強じゃない!?頑張ったよね!?

触れないで小熊に好かれる遊びを頑張って頭悩ませた私を、誰か褒めて!


え?今はどうしてるかって?


もちろんまだまだその場にいますけど?


「モニャー!たのちかった!」


「またあちょぼーねー」


「ばいばぁい」


カワイー!ま、でもこんなもんだって。ってあれ?


「キミ、親御さんは?」


「ゆーぐりーと話してる。トウシャまっててって言ってた。(おりぇ)まてる。」


トウシャくんっていうのかな。さてはて、ユーグリッドさんはミギィさんとリネアさんに取っ捕まってたハズ。と、思ってそちらを見たら獣人男性がそこに入って行ってた。勇気あるなぁ。ん?ユーグリッドさんともミギィさんとも知り合いポイな。ほほう。小さい小さい小熊の子トウシャくんは指を指して、


「ありぇ(おりぇ)のとうちゃん」


めちゃくそニコニコして教えてくれた。鼻血出しそう。小熊可愛い・・・。ぐはっ。


「トウシャくん、お父さん達の話が終わるまでお姉ちゃんとお話しよっか」


「うん!お話すりゅ!」


少し話すと意外な事実。


「でね、まっちろいねこさんがね、(おりぇ)をねたすけてくれるんだって」


なんてこった!そうだよね!?獣人だから動物の言葉も人間の言葉に訳せるよね!?(°Д°)


「凄いね!(意味深)」


「うん!(素直)」


「モナ!」


「ん?アンドレ。ディオさんと視察の続き行かなくていいの?」


「今お兄様は被災者の獣人達との意見交換している。」


「そっかー。」


「ところでその、貴殿は、モナのボディーガードというものだろうか?」


「うす。」


ユーグリッドさんが話の中心になってしまったがゆえの、措置だよ。私の隣にはハジーさんがいてくれているのさ。頼もしいったら無いね!ふふん!


「ワンワンッ」


「テンクウちゃんも立派なボディーガードだよね。」


「わふっ」


「・・・ぼでがー?」


小熊のトウシャは首を傾げながらテンクウのことを見つめた。


「なかま?」


トウシャの小さい呟きはテンクウにだけはっきり聞こえた。ドキリとしたことは本人以外気づくことはなかった。


「まあまあ座りなよ」


「花壇のヘリは椅子ではないぞ」


え?よくやるよね?やらない?あ、王族は椅子代わりの持ってる人いたりするのかな・・・?


「うす。んだけど地べたよりマシ。」


ハジーさんのナイスアシスト。


「まし。しゅわりやすいよ。」


「ワフッッ」


「そ、そこまで言うのなら」


ハジーさんの横をよけてテンクウちゃんの横に座ったアンドレ。ハジーさん顔そこそこ迫力あるしアンドレから見たら巨人みたいに体が出来上がってるからなぁ。避けたのもわからなくない。


ハジーさんやっぱりお肉屋さんにいそう。ハジーさん、私、トウシャくん、テンクウちゃん、アンドレの並びになっている。暇もて余しグループなう。


「モナ、あのな」


「ん?」


「そのな」


「うん」


「俺も小熊がやっていたダンスやってみたい」


「えっ私より小さい子向けだよ」


「ワフッ」


「そうなのか!?・・・残念だ。」


「にひっアンドレって可愛いよね」


「なあ!?かわかわかわいい!?」


「アンドレって王子なんだから社交ダンスとか習ってるんじゃないの?私のやってたのなんて庶民というか、なんというか、変わったタイプのだよ?物珍しかった?とか?」


「城で習うものは基本、優雅にやるものだ。あと他の街で養生していた時も祭りの踊りとかをチラリと見たことはあったが、野蛮なものか城で習うやつの劣化版とてもいったようなものだった。さっきみたいなものは見たことなかった。だからとても驚いた。」


「ほえー。」


ってしまった。つまりは時代を先取りし過ぎてるとかそういうことかい!?あばばばばばば・・・!!!


・・・・いやでも、もうやっちゃったことだしなぁ。というかね、私の頭じゃ思いつかなかったんだよ。触らずに小さい子と交流。うん、カメーリャさんの無茶振りのせいだね!うんうん!


「モニャまたおどる?」


「おどるか?」


アンドレとトウシャくんから期待の眼差し。


「モナ、俺な踊って楽しそうにしているほうがモナに合っていると、思ってる。」


「うん?」


「変な顔は似合わん」


「ワフッ」


「にわわん?」


「??」


「モナちゃん、さっきの・・」


ゴニョゴニョと小さい声でハジーさんが教えてくれた。心配してくれているのだ。冒険者をみた時の私の異質なアレを。ディオさんに抱き抱えられてスッカリさっぱりすっ飛んでしまっていた。


「心配してくれてありがとう。持つべきものは友達だね!」


「とも、うん。だから言ったろう!俺とモナは友達だ!」


噛み締めるように“とも”と呟いたアンドレはやっぱり可愛かった。とーもーだーちー、ってETごっこでもしたい気分です。指をさ。ね?


「きゃーーーー!!!??」


「え?!なに!?」

リネア「折角ですから150いきましたらまたssをお出ししませんか。感謝をこめて!」


ユーグリッド「おー、いいなぁそれ。」


リネア「褒められましたわ!!」


ユーグリッド「今のって褒めてたか??」


クリストファー「副長に春が来るとは思わなかったなぁ」


モナ「感謝は毎日してる!読みに来てくれていつもありがとうございまーーす!」


テンクウ「ワフッワフッ!」


セイリュー「キューーーン!」


ssは未定です。





次回は9月4日予定です。




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