第453話
更新予定日の次の日に更新するのが最近の私のステータスになりつつあるのは怠惰ですね。
仕方ないんだ!やりたいこといっぱいあって、手と目と脳みその可動域が決まっちゃってるんだ!
人生は楽しい(キリッ)だから後悔はそんなにない!
(((((ㆁωㆁ)ふふふ
期日をまもるマン=͟͟͞͞๑و•̀ω•́)‾͟͟͞ว)Д´);、;'.・=͟͟͞͞ きゃーっ
「え?子供達が、どうしたって?」
「私の事をみんなが天使だとか言ってるんだよーって教えてくれたんだー。」
って、あれ?
家でまったりしながら今日の出来事を話していたら、ミギィさんとレフティさんががっくりうなだれている。
・・・大人としてなにか色々心をくだいて動いてくれていたのかもしれない。
結局私本人に届いてしまってガッカリしたんだろう。
うう、知ってたら2人には内緒にしてたのに・・・
いやいやいや、何でもかんでも話し合えるのはいいことだけど、だからって秘密のひとつや2つや3つあるのが人間!
さらけ出せだなんて、海外のヌーディストに急になれって言われるようなものだよね!(違うと思う)
人と人との関わり合いっていうものは摩訶不思議アドベンチャーなんだから!(意味深々)
うーん・・・しまったなぁ。もう言ってしまったから、仕方ない。このまま疑問を聞いてしまおう。
「不思議なんだけど、どうしてみんなそんなに私に天使だとかそういう事を言うんだろう。普通、不気味じゃない?人間のカタチしたモンスターって疑われてもおかしくないのにって、思うのに。」
あっ。これも選択を間違えたっぽい。
“疑われてもおかしくない”って言った瞬間に2人とも険しい顔になった。選択肢を速攻で間違え続ける私。
まあ5歳児姿の女の子からこんな言葉が出たら誰でも変な顔になるか。
「モナちゃん。モナちゃんをそんなに悲しぐさせだがった訳じゃながったんだべ」
しくじった・・・これは、そう、アレだよ。
キョトンとしとこう。
あ、いや、待てよ?
一応中身大人だったんだよ的な話は2人にしてるはずだから、キョトンは逆に、シンプルに心配されちゃうパターンになりそうだな!?
ええとええと、うん。
普通に謝ったほうがよさそうな気がする!(諦め)
「悲しいわけじゃないんだ、ごめんね!単純に!そう、なんとなーくどうしてそうなっちゃったのかなーーって気になって聞いちゃっただけだよ!?だって、スゴイ子供って、こう、100年に1人の逸材!みたいなのってよくある気がするんだ。うちの村から天才が出たぞー!的なね!・・・あれ?そういうのないの?あるよね?」
まくし立てるように言い訳チックに謝ってみた。
いや、だって悲しくて聞いたわけじゃないのは本心だしね?
「ほんとか?」
「ため込まなぐていいんだべ?」
「ホントホント!ウソじゃない!むしろ、なんで私なんかに盛り上がるの??ってビックリしてる。だって、急だったよね、盛り上がりはじめたの?」
三文芝居でもはじめた?とか、言いたくなるくらい急だった感あったからね!?
ミギィさんとレフティさんが2人で目を合わせてどうしたもんかと言う顔をしている。
少しの沈黙が流れた。
この2人にしては珍しいからこそ沈黙が苦しい。
周りにいるテンクウちゃん、フテゥーロちゃん、スズちゃん、タイモちゃん、ビャッコくんまでも静かに見守ってくれている。
存在感消してくれててありがとう。
単なる動物には出来ない配慮痛み入ります。めそっ。
やっぱり聞かなくてもいいかなと考えを改めようとしたその時、ミギィさんの口があいた。
「聞いたわけじゃないけんど、みんながモナちゃんを称え始めてるのはうっすらとだけど理由がわかるんだべ。」
ど、どんな理由?
「この街にも神殿があって、何回か行っとるだろう?」
ん?急に神殿?
「モナちゃんの行動や、周りにモンスターを従えてるサマが、どうしても“そう見えちまう”んだ、と、思ってなぁ。」
え?
「アタシらもモナちゃんと暮らしてなげれば、きっとそっちに思考が寄ってた感あるよな?」
え??
「んだっけ、仕方ねえべ?共通認識っつーやつだべ」
まさか
ふとよぎった顔。とても整っていて、人が良さそうで、人をコマとしてしか認識してなかった、アノ・・・
「モナちゃん、神様と思われてる?」
テンクウちゃんが言葉を放った。
・・・・げふぅ!!!
▼モナの心のライフが減った▼
「うわ、マジかよ。それなら納得だにゃあ」
▼ビャッコくんから追加のダメージ▼
「女神様と同じ女性・・・つってもまだ子供だけんど、似通った部分がひとつでもあると、関連付けたくなるのが人間のサガと言うものだべ」
▼ミギィさんの思わぬボディブロー▼
い、いやだぁぁぁぁぁあぁぁあ!!!!!
そういう意味で、天使だとか勇者だとか言ってたの!?ハッ、神の使いって、まんま言ってた!!言ってたじゃん!!
んんんん!!私ぃぃー!鈍感過ぎんか私ぃぃいいいぃーー!
「モナママ?大丈夫?」
あっ
フテゥーロちゃんとスズちゃんとタイモちゃんが心配そうにこちらを見ている。
ふと周りを見ると、他のみんなもコッチを見ている。
私が変な顔になったのを気にしているようだ。
・・・・まあそうだよね。この女神に対する感情って、誰でもなく私だけしか持ち得ていないものだよね。
神に祈って叶わなくって憎む人はこの世の中に沢山いたとしても、実害をこうむって自分を勝手に生贄にされてその神を恨むような人間なんて・・・私だけ。
この気持ちを、わかってくれる人なんていない。
記憶のほとんどを思い出せていないのに、こんなにも嫌い。
あれ、なんか・・・・なきたくなってきた。
「大丈夫。みんなが守ってくれようとしてたのは、わかった。」
そうだよ。聞かれないようにってしてたみたいだったもんね。
「なんか疲れちゃったから、今日はもう寝ようかな」
よくあるお決まりの退場・・・・
「ダメだべ!!!」
「「「「「えっっ??」」」」」
レフティさんがなぜかNG出してきた。
ミギィさんも困惑。他のみんなも困惑。私も困惑。
こういうどんよりした時って1人にしようってなるじゃん??
「モナちゃん!」
「はい!?」
めっちゃ抱っこされた。急でビビる。
「今日はアタイと一緒に寝るべ」
「へ?」
「あー、なるほどな。そんれは賛成だべ」
ミギィさんまで!
みんなも『ああなんだそういうことね』って感じで私の部屋に戻って行くみたい。いやいやいや、私の部屋にみんなだけ行くんかーーい??
ご、5歳児ボディがにくい。レフティさんのムキムキマッスルおばちゃんボディから逃れられそうにないデス。
あきらめるしかない?あきらめ・・・・
う、腕があったかい。
これは子供よりも人間湯たんぽ。
うっ、あきらめるしかないね!(なんかぽかぽかして気持ちよくなってきた)←籠絡
でもなんか釈然としないなぁ。
「・・・・レフティさん」
「ん?」
「今日だけだからね。特別。わかった?今日だけだよ。」
「カカカ!わかったわかった」
レフティさんの部屋に強制連行された私だったよ。レフティさんの部屋はダンベルとかスポーツ器具がいっぱいあってなんだかジムかそういう倉庫で寝泊まりしてる気分になった。
そしてやっぱりレフティさんの腕はぽかぽかしてあったかかった。
〈その夜変な夢を見た気がした〉
いつかは消える。
どんなに広く広く広がって誰もが知っている。
そういう情報があったとしても、いつかは忘れ去られて消える。
私は歌う。
私が忘れてない証明のためだけに歌う。
私がそれを好きだから歌う。
私の心に深く刻まれているから歌う。
上手い下手は関係ない。
仕事にするなら上手いほうがいい。
趣味趣向なら個人の自由だ。
歌う。
歌う。
ただ歌う。
私が私であるために。
私は私だと知るために。
好きが自分を証明させる。
自分が形成されるから。
歌う。
歌う。
忘れるまで。
忘れた時には私はいない。
私は誰にも知られない。
だってもういないから。
忘れた時には私はいない。
歌も一緒に消えたから。
〈でもやっぱりあの真っ白い神様は現れなかった〉
『お?この小説もとうとう聖女とか勇者とかのワード出したな!乙!』と、思っていたそこのアナタ!実はこういう話だったんで、出してたんですよよよよ〜。って回でした。笑笑。
●オマケ●
“思い出せていないのにこんなに嫌い”だということにモナは普通に受け入れてしまっていますが、実のところ“異常”なんてすよね。これも一種の異常状態。
記憶を全て取り戻すことは、モナにとって救いなのか絶望なのか。
それをわかっているはずの“2人”の接触は今のところゴールデンハムスターのゲンブとレフティとミギィが出会っています。
しかし彼らもこの時間軸の人間ではないので、本当のヒーローにはなり得ません。
●オマケおしまい●
次回は16日くらいです




