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第438話

すみません、寝ようとしても寝れないとか言うことが多々あったんですが、今は逆転して、常に眠くて眠くて眠いっていう謎時期に入っています。


気づいたら死んだようにとにかく眠っています。仕事とか用事さえなければ1日の半分は睡眠に費やすくらい寝てます。


次回デー予告は目安だと思っていただければ幸いです。予告日数はこの私の為の気合いを入れるためのモノだと思ってくだしい!しい!さあ!



ワチャワチャしていたら拍手が少し小さくなった。ステージでの私達に注目が集まっている。


いけないいけない。


「コレから次の曲歌いまーーーす!」


観客の方に声を張り上げる。『おおっ』ってワクワクしてくれてる感じが伝わってきて少しうれしい。


「でもでも」


このノリ、キツかったら申し訳ないなー


「みなさんも一緒に踊りましょう!」


『えっ』って顔いただきましたー!とくに最前列の人、って、雑貨屋のおばちゃんの、えーとえーと、あ!ナナメさん!


参加体験型のダンスだよー。おかあさんといっしょ、ならぬ、モナちゃんといっしょ!ダヨー!


「今から振りをここのみんなでやってみまーーす」


これは元々コグマーズと話していて最初からやる予定だったことなのでコグマーズ達がステージの私よりも少し前に出てくれる。


「「「「「みまーーーす。みててーーー!」」」」」


有無を言わさねぇぜ!的なお祭りの勢いどんとこいな感じで勝手にどんどん進めちゃうよー。あ、進行はちゃんとミギィさんとレフティさんがステージの係りの人にお伝え済みです。


「まずはー、『もーぐらーの、まーつーりぃーは、くーらやみーまつりぃー』の部分です。暗闇なので辺りをキョロキョロしてみてくださーい。」


キョロキョローキョロキョロー


おっあそこにいるのはミリーちゃんユリーくんにシーちゃんとユニくん。やってるやってるぅ。


「『ねーーんにいーーちどーのくーらやみーまつーりー』の時はキョロキョロ終わってくださーい。その次『かわいいあのこと手と手をとってーー』で近くの人の手を握ってくださーい。手を繋いだら、少し前後にぶんぶんしちゃいまーーす」


『キャハハ』とか『えー?!』と笑い声がそこかしこで聞こえる。うんうん。ちょっと恥ずかしいよねー。


繋いだらぶんぶんしてねー。あ、オースオグナくんが屋台のオジサンとオオカミのコウチンさんと一緒に手を取り合ってぶんぶんしてるー。いいねいいねー。楽しけりゃーいいのよさー。ニコニコ。


「次、『リーズムにあーわせーておーどりだす』って歌い終ったら、手を離して今度はしゃがんでくださーーい」


「こうだよー!」

「んぎゅーってなるんだよー?」


ヒャッカちゃんとマヌカくんが積極的にいってるー!頭の上に拝んでるみたいな感じで手を合わせる形を私は教えたんだけど、腕の長さが足りなくってぽんにょりおてて上にあげてるだけみたいになってて、かーわいー。


観客の方も子供も大人も積極的にやってくれてる。私もポーズとってるから大人は私と同じ感じにしてくれてる。


「しゃがんだらー『もぐらーのじょうねつはー』って歌い始めたら土からもぐらが出てくるぞーって感じで、ニョキニョキと元に戻ろうとしてくださーい。ニョキニョキー少し揺れるとニョキニョキ感があっていいですよー。『ぐつぐーつもえあがるー』って歌い終わった時には、ニョキニョキ終わって立ってる姿ー!」


たけのこにょっきっきーみたいなとか説明しても、たけのこは知らないみたいで、ミギィさんに「ウエ商店に今度探してもらうべ・・・」って目に炎を灯させてしまった私を、皆様、お許しください。


「ココまで来たら、あとはメインの盛り上がる所になりまーーす。だから他のところは適当でも、ココだけは覚えてくれれば大丈夫でーーす」


『ええ!?』『あはははは!』ってドッとわいた。

みんなのノリが良くて助かります!


「『もぐらーまつりぃーまつりぃー、そーれ!』って言ったあと『ハイズカズンバズンバ、ハイズカズンバズンバ』って歌になります。その時にこういう姿になってほしいです。片足上げてー、ぴょんぴょこ!しながらー、手を上と下に添えた感じで大きく拍手ー。ぴょんぴょん、パチパチ、ぴょんぴょん、パチパチ!跳ねながらパチパチしてくださいー!このぴょんぴょんパチパチで『ハイズカズンバズンバ、ハイズカズンバズンバ』です!1回のハイズカズンバズンバで足を反対の足に変えることも忘れないでください。パチパチパチでみーぎ、パチパチパチでひーだりみたいな!」


コグマーズも片足ぴょんぴょこ難しいって言ってたけど、子供にこの動きは少し大変みたい。でもすっごく楽しそう。観客の方でも子供達が『こう?これであってるーー?』って親に見せながら聞いてて、ほっこり。


「その後『えいやーやー!えいやーやー!おーー!オーー!』って歌うのでその時は、レフティさんが机をひっくり返すポーズで、えいやーやー!えいやーやー!ってやってください!」


ドッと大人の人達に受けた。机をひっくり返すポーズというのはまあつまり、日本で言う所の“ちゃぶ台返し”っていう昭和の伝統芸みたいなものです。ハイ。


レフティさんには了承得てます。今、めっちゃドヤ顔しながらポーズとってくれて、周りの人に笑顔向けられてるそちらのご婦人が、レフティさんでゴザイマスのことよ。


「で、『おー!オーー!』の部分は気合いや情熱を拳に乗せてー天高く振り上げるイメージで!お願いします!ふはっ!レフティさん!サイコーにカッコいい!」


『んだべ!』って観客の方から聞こえた。


「最初の方忘れちゃったかもしれないから、ちゃんと踊る前にもう1回一通りやります。続けて踊るからみんなも私達のを見ながら真似して練習してみてね。いくよー?」


「「「「「あーーーーい!!」」」」」


「「「はーーーーい!!」」」


コグマーズのいい返事のあと、観客の方の子供達からいい返事が届く。吸ってーー、せーーの!


「もーぐらーのまぁーつりはー」


「「「「「くーらやーみぃーまーつーりぃー」」」」」


「ねーーんにいーちどのーくーらやみぃまつりぃー」


「「「「「かーわいーいあーのことてーとてをとぉーーってぇー」」」」」


「リーズムーにあーわせーておーどりだーすー」


「「「「「もぐらぁぁーのじょぉねつはぁーーぐつぐーーつもえあがるぅーーー」」」」」


「もぐらーまつりーまつりー、そーれ!」


「「「「「ハイズカズンバズンバ、ハイズカズンバズンバ、えいやーやー、えいやーやー!おーー!オーー!」」」」」


「出来ましたかーーー!?」


「「「できたぁーーーー!」」」


「よーーーし!今度はゆっくりじゃなくなるよーー?普通の早さになるし、最後のハイズカズンバズンバはいっぱいやるからねーー?!みんな!ついて、これるかなーーー!?」


「「「「「できるーーーー!」」」」」


「「「で、できるぅーー!!」」」


コグマーズが出来ると宣言した後に観客の方の子供達も負けじと出来ると宣言。


大人たちはそんな子供同士のやりとりに微笑んで見ている。


「あれーー?おかしいなー?大人たちの出来る!って声が聞こえなーーい。おかしいなー?子供は出来て大人には難しいのかなーー?」


「できるべーーー!」

「んだなーー!」


レフティさんとミギィさんが率先して叫んでくれた。すると次々と『おかあさんもできるって言って!』とか『あんの2人なんぞに遅れ取るわけないぞー!』とか『余裕に決まってんだろー!』とか口々に聞こえる。


「んー、バラバラに言われると子供たちより声が小さく聞こえちゃうなー。みなさーーーーん!もう1回聞くよーーー!」


「「「「「なあにーーー!?」」」」」


合いの手はこなれたコグマーズです。


「ついて、来れますかぁーーー!!せーーーのっ」


「「「「「「「「出来るぅううぅーーーー!!!」」」」」」」


うはぁーー!ステージにビリビリとくる観客の一体感よ。大人の声も加わるとすごーーい!


「じゃあ今度こそ、本番いっくよーー!せーーーーーーーのっ」


辺り一面地面から土がボコボコボコっと盛り上がってくる。みんな、ウオッと驚きつつ私達と一緒に歌いながら踊る。


『もーぐらーのまーつりはくらやみまつり、ねーんにいーちどのくらやみまつり!』


そう、このボコボコボコっていうのは、未だ発動中の大童(おおわらわ)の恩恵。各所に、いろんなところに、出てきた小山のてっぺんがぱっくり割れて、出てきたのはもちろん“もぐら”!!私のもぐらのイメージがゲームセンターの端っこにあるむかしながらのもぐらたたきのもぐらなのは御愛嬌。


『かーわいーいあの子と手と手をとって!リーズムにあーわせておーどりだす』


その各所のもぐらには必ず隣に可愛い女の子もぐらのパートナーちゃんが!ヒューヒュー!


『もぐらーのじょうねつはーぐつぐーーつもえあがるーもぐらーまつりーまつりーそーーれ!!』


ぐつぐーーつで大童(おおわらわ)で出てきたもぐらカップルが、やる気満々みなぎる笑顔!もぐら背負うは、情熱滾る真っ赤な炎!どこぞの極主夫道がチャリンコかっ飛ばす時の目に似てる!


つまり


『ハイズカズンバズンバ、ハイズカズンバズンバ、えいやーやー!えいやーやー!おーー!オーー!』


コレでもかと地面から出てきたもぐら達は、みんなの足元で、みんなの踊りがちゃちいと笑いそうなくらい、気合いを入れてとっても息の合った踊りをしまくる。っていうね!


それに触発されたのか大人達もにやり、子供達も負けじと、もう1回の『ハイズカズンバズンバ、ハイズカズンバズンバ、えいやーやー!えいやーやー!おーー!オーー!』とやる。


“少しはやるじゃねえかボウズ”


みたいなニヒルなもぐらと意気投合した人もまた


『ハイズカズンバズンバ、ハイズカズンバズンバ、えいやーやー!えいやーやー!おーー!オーー!』


と、楽しそうに跳ぶ、跳ぶ、跳ぶ!


『ハイズカズンバズンバ、ハイズカズンバズンバ!えいやーやー!えいやーやー!おーー!オーー!』


自分達の踊りで、地面が揺れる気がする!揺れてる!多分!あっコエキちゃんがスゴイポーズで跳ねてる!?な!?ちょ!?


『ハイズカズンバズンバ!ハイズカズンバズンバ!えいやーやー!えいやーやー!おーーオーー!』


どこで終えようかなって顔に出てたみたいでトウシャくんに言われたー!?


「もにゃ!まだもっかい!」


『ハイズカズンバズンバ!ハイズカズンバズンバ!えいやーやー!えいやーやー!おーー!オーー!』


返事は“ハイズカズンバズンバ”で答えたようなものだ、もちろんその答えはYES!


「もかーーい!」


『ハイズカズンバズンバ!ハイズカズンバズンバ!えいやーやー!えいやーやー!おーー!?オーー!!』


マヌカくんの声援に答えたけど、ちょっと疲れてきたよーー!?あっユークリッドさんも騎士団服着て跳ねてるの見つけた!


「もっかい!」

「「まだまだぁ!」」


『ハイズカズンバズンバーハイズカズンバズンバァァ、えいやーやぁえいやーやぁ!おーー!?オーー!?』


アカシアくんにヒャッカちゃんとレンゲちゃんにコールいただきましたぁー!?息アガッテキテマーース!?ゼーハーしちゃう!


『ハイズカズンバズンバーハイズカズンバズンバー、えいやーやーー!えいやーやーー!オー!おーー!?』あーー、もう無理ぃーーー!」


みんなには悪いけど、マジでもうむーーーりーーー

うーーはーーーっ


辺りの人達も私の無理宣言に、笑ってくれた。その場でお尻を地面にペタンと座った私は悪くない!結構盛り上がるけどその分体力消費するからね!


「ええー、もっとやろーーよーー!」


トウシャくんを筆頭にコグマーズたちはまだまだ元気みたい。くっ!クマの体力侮りがたし!いや、単純に私の大量がなさすぎるだけかも??


さすがにステージで座りっぱなしはいただけないので、疲れたけど立ってみんなに挨拶。


「まだまだ体力あるんだね!すごーーい!でもごめんね、私は疲れちゃったなー、それにそれに、この後も歌とか踊りとか見せてくれる人達がいーーーっぱいいるんだよ?私達が楽しかったみたいに、後ろで待ってる人達も楽しみたいって!」


「あわわーー!そうだねーー!」

「順番大事ってきいたの」

「おねーちゃんの面白かったー!」

「おねーちゃん、じゃあまた今度違う所でまたコレやって!」

「おねがーい」


「わかったーまた今度ね!みなさんも踊りに付き合ってくれてありがとーーーー!”モナちゃんとプリプリコグマーズ“でしたーーー!」


「「「「「みんなぁあいがとーーー!」」」」」


ワアッと興奮冷めやらぬ感じで拍手喝采のまま私達の出番は急な幕引きで終わらせた。


司会者の人も私のバテバテさを見て笑ってた。んもう!そんなもんだってばーー!

めっっちゃ字数増えた回でした。おうふ。まあほとんど「ハイズカズンバズンバ」だから、字数といっていいものか。www


  

正式な歌や踊りでは無いと思うので、この「もぐらのまつり」では「モナちゃんバージョン」だと認識いただければ幸いです。正式がどんなんだかわかりませんが。


お米を久しぶりに数カ月ぶりに買ってから睡眠時間増えてきた気がする・・・?それとも最近コーヒー飲料にハマってるからそれの反動?どっちにしろ、沢山摂った糖質のせいな気がする(極論な説)


どっちかやめるくらいなら、最近摂取量が少ない野菜を摂るように頑張ろうかな(贅肉見つめつつ・・・)


最近は無いですが、24時間睡眠した時はマジのマジのマジで、トイレにもほとんど起きなかったので、時計についてるカレンダーとかスマホが壊れたのかと思ったことがあります。


次回は、28日予定です



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