第437話
また1日遅れです。
一応騒がないようにっていう前置きを言っていたけれど、やっぱり不安なのかざわめきが大きい。
「あ、注意言っておくの忘れました、少し暗くなりまーす」
「「「「「まーーす」」」」」
ちなみにこの暗さはビャッコくんの仲間のスバルくん(黒い)が闇猫だっていうことで少しだけ協力しております。どこにいるのかわかんないけど、協力ありがとうっ
さっきまで光のプレリュードみたいなショーだったからね。少し目を落ち着けて観覧してください。
ざわめきの中にミギィさんとレフティさんと、テンクウちゃん達いつものおウチメンバーがいるのが見えた。ビャッコくんの近くにお祭りでテンションマックスなコエキちゃんがぴょんぴょこぴょんぴょこしてるのがみえる。
私の知り合いは私が何をするのかココ最近の練習で見てるから騒いでない。
スミコットさん夫婦やナカバちゃんもこの会場のどこかで見てるはず。ちょっと人混み思ったより多くてどこにいるのかわかんないけど。あっ、あの辺りクマ獣人だらけだ。ユークリッドさんは今日はそっちなのかな。騎士団としてどこかにいるのかな。聞いてないからわからないや。
神官さんもどこかにいるかな。セイリューちゃん達を連れて来てねってこないだ言い忘れちゃったけど、いてくれたらいいな。こないだ変な噂で気になってたけど、今日もあのマッドっぽい夫婦さんは医療チームとしてお祭りの端にいるのがココから見えた。
色々見えちゃうと、余計緊張しちゃうけど、大きく息を吸って、声は小さな音から・・・・。
「♪みーあーーーげたーー、よぞーらのーーほぉしーーたちぃーーの、ひかぁりぃーーーーー♪」
歌い始めると更に少し暗くなる。私がゆっくり指を天に昇らせながら歌うと、儚く瞬く消え入りそうな星たちがそこに広がっていく。
クマの子達も私の前に並んで、私に合わせておんなじ動き。
この世界の歌は早すぎるものはあんまりないみたい。それにさっきの余韻からすぐにスピードある歌い方はしない。
「♪い、に、し、えの思い、願いが、時代を超え、色あせる事なく、届く♪」
ゆっくり歌いにくいーーー。ラップみたいな歌だからなぁ。語り部みたいになっちゃう。うぇへへ。キッツーーー。やりきれ私。それに、コレからのソレはさっきの物語の続きみたいに見えちゃうかもね。それも一興。だからやりきれ。
いにしえの思いがどんなものかも私にはわからないから、歌とは違うけど、友達がよくやってたゼ●ダの伝説っぽい幻影な背景を次々と辺りに作り出していく。遺跡とか民族的なものとかが、私の中にある“古”ぽいかなって。
クマの子達もワアッて喜んでくれてる。
「♪キラリ瞳に、映るぅーー、誰かの、叫びぃーー、かぜにーー想いをーー、つきにーーー願いをーーー♪」
“風に想いを”のところでトウシャくん含む男の子のクマの子にクルクルっとその場で回ってもらう。つむじ風みたいなものが辺りにブワッと舞う。そのまま月にお願いのお願いポーズ。
「♪力ある限り、生きてくんだ、今日もーーーーーー♪」
クマの女の子達が男の子達の手を取って立たせる。
「♪ぼくーーらのーーー想いもぉーーー、いつか誰ぇーーーかの胸にぃーーーー♪」
辺りの幻影な背景はフワッと消え去る。
「♪ひかーーりー続けよーーーーーう、あのーーー星ぃーーーのよぉうにぃーーーー♪」
私の胸に、コグマーズの胸に、みんなの胸に、星がキラリと光る。そしてまた、胸から光が消え去る。その星は、また天に昇って空に瞬く。
「♪ひとつ、ふたつ、鐘の音は響くぅー♪」
ゴーーーンゴーーーンとどこからか鳴る。
「♪心の中へぇー広く深くーー♪」
『あっ音の光が』って観客側でざわついてる。うん。どこからって実はココから。ステージにいるコグマーズと私を中心として、鳴っている。音の輪っかが広く広く。そしてうっすらと消えていく。
音の収束と同じくして空から星達が降りてくる。糸をつけて、そういう飾りのように。そして、ウインドチャイムになる。小さな月や小さな星がキラキラとクルクルと、風に舞ってカランカランと軽く鳴る。
少しだけ歌を早くする。
「♪物語のような星の雫、その中に細い線路を築く♪」
ほら、星の雫でしょ?細い線路はその星達を繋ぐ天に繋がった細い糸。そういうふうにみえるかな?
「♪時間と共に時代は動く、流れる星は静かに動く♪」
今度はクマの女の子達がステージでクルクルとその場で回ってくれる。またブワッとつむじ風みたいなものが辺りに広がり、糸に繋がれた星達はさっきよりも音を奏でながらシャラシャランと細かい音を出し、光り輝く。
「♪目を閉じて耳をすませば、じーおーおーでぃーバイ♪」
歌詞だとGOODBYEなんだろうけど歌としてはジーオーオーディーバイなんだよなぁ。練習してる時も誰もコレどういう意味ー?とか聞かれなかったけど、“そういう音の曲”っていうだと思っているってだけだと思われてる気がする。まあ、説明省けていいけどね。
順番違うけど、この世界にこの曲知ってる人いないからモナちゃん編集バージョンなので続きがこうなりますよっと。
「♪産声あげた小さな光大きな光、時空を超え出会い♪」
フテゥーロちゃんみたいな綿毛の光みたいなのをが辺りをポッポッポっと作り出していく。淡くて淡くてホタルみたいなゆらゆらとしたあったかい光。
フテゥーロちゃんがテンクウちゃんの頭の上からぴょーんって光に突撃タッチしてる様子が見える。あー、それに私も加わりたーい。
「♪すべての輝きがひとつとなり、創り出す物語♪」
この世界に星座ってあるのかな。そういう話はあの未来の世界でもしなかったなぁ。
「点と点を結ぶ、星座のように、誰かにとって僕らもきれいな絵、描けてたらいいね」
星座ってひとつひとつ物語があるんだよ。ベガ、アルタイル、デネブ!ココにあるかな!?今は私のこの大童で作っちゃうよ!ごめんねごめんね!
「見上げてごらんよほら、夏のダイアモンド」
本当は、歌詞“冬”だけどね!今、ココ夏だから。うん。夏のだいさんかっけーーーい。星座ちょっとしか覚えてないけど、こぐま座もおおぐま座もその上にあったはず!
コグマーズをお星様、北斗七星みたいな模様お腹につけてキラッキラッ。
「ゆるやかな天の川、すぐ勇気を取り戻せるから」
はいはい!みんなも私も
「放て光、負けずにしっかり今、時を超え、誰かに届くまで」
きらきらーーーー!
「栄光の光はこの向こうにキミたちと、つくってくストーリー」
光がまたフッと全て消える。空にかかってたウインドチャイムも、フテゥーロちゃんみたいな淡い淡い光も、私達を星のようにしていた光も何もかも。
「♪見上げたーーーー夜空のーーーー星達の光ーーーー、いにしえの思い、願いが時代を超え色あせる事なく届く・・・・♪」
未だに真っ暗な中、コグマーズには1度私の後ろに下がってもらう。うん。急に覚えてほしいって頼んじゃったのに、最高に踊れてたよ。次の曲まで待機しててね。
「♪キラリ瞳に映るーーーー、誰かの叫びーーー、風に想いを月に願いをーーー、力ある限り生きてくんだ今日も・・・・・」
少しだけ明るくなっていく、これはまた最初と同じ、天にきらめく星々のわずかな光。
「僕らの想いもいつか誰かの胸に光り続けようあの星のようにぃーーーー・・・・・」
みんなの頭上に一番星が輝いている。
昨日も。今日も。明日も。
誰かがし始めた拍手が大きくなってくのにつれて、どこかにいるスバルくんに教えてある手の合図を掲げ徐々に明るくしてもらい、コグマーズとペコっと礼をした。
「おねーちゃん、次、早くやってい?」
ペコっとしたのをすぐに終わらせ顔を上げたのはもちろんアカシアくん。トウシャくんは、はやくない!?って少し困惑顔してる。
「少しまたないとだめなんだよー?おねーちゃんはいっぱい声出してたでしょー?」
「それに説明してみんなでやりたいもん。」
ステージ上で急に挨拶もそこそこに、話し始めちゃったコグマーズ達を観客の人達は『ん?』『おやぁ?』って生暖かい目で見てる雰囲気。
すみません。まだ、ちっちゃいんでゆるしてくださーーい。
続く!
モナが歌ったのは「オレンジレンジ」の「アスタリスク」って曲です。んが、通常よりもゆーーーっくり、、ゆーーーっくり歌ってます。というか、大概、モナはゆっくりめに歌っています。ってどこかに書いたっけ?書き忘れてる???
ゆっくりです。ゆーーっくり。
少し声も出ないと思います。5歳の声帯なんてふんにゃりほんにゃり。・・・どこにも書いてない気がしてきた。こんなに話長いくせに、大事なことなのに書いてないと、今更きづくなんて。
・・・・もう今更だし、いいか。
次回『もぐらのまつり!リターンズ』
モナ「いつかもう一回やるんで、ってだいぶ前に言ってたの覚えてる!ここかぁ!?」
テンクウ「そうなの?おぼえてなーーーい」
ビャッコ「おおわらわ消してほしいニャア(意味深)」
スズ、フテゥーロ「「楽しいから消さないでーーー!」」
トウシャ「うた、楽しい、うふふー」
アカシア「俺たち踊るの上手くなったなー!えっへーん」
レンゲ「キャラバンのほうがキレイだったけどー、こっちもキレイだったよねーーえへへー」
ヒャッカ「うん!おねーちゃんにまたやってほしーーい!もっかい!もっかい!」
マヌカ「もかーい、もかーーいっ!(ぴょんぴょこ)」
続きは一応、明日の夜、更新予定です。




