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第422話

楽曲についてる「feat・●●」の“feat”ってフィーチャリングの略だったんだね!知らなかった!!


今まで間違えてファットって読んでた。ファットってfatって書いて「脂肪」らしいよ!間違え過ぎて笑うしかない!


っていう作者の衝撃から本編スタートです!



▼▼▼▼

「え!お祭りまたやることになったの!」


朝起きてリビングで朝ごはんを食べながらレフティさんの言葉に大声を返した。いやー、やるかもとは言ってたけど、やることになるとは、ほえー。


「明後日に夜だけだべ。後夜祭って言う感じだなあ。縮小するから屋台とかも少なくなっちまうけんど、別の村とかでコレに近いのが“星祭り”ってのがあるみたいでな、それっぽい小さな夏祭り開催でええんじゃないがって話になったんだべ」


「星祭り?気になる〜」


昨日は結局寝落ちしちゃったけど、そういう話はネコのコエキちゃんが詳しそうだよなー。朝起きたらいなかったから今いないけど。私が寝落ちした後もモンスター同士の交流してたらしくて、ちょっと悔しかったとか思ってないんだから(悔しい)


「んでな、モナちゃん今回歌でネズミモンスターハゲにした変な魔法使ってたべ?歌とか好きな奴らが、モナちゃんも今回の功労者だってんで舞台に立って一曲歌って欲しいって言われたんだけんど、どうする?」


へ?


「へ?」








「うーーーーー・・・」


「出ればーー?」


テンクウちゃんがくりっと首をかしげてこっちを見てくる。


「いや、出るんだけどね」


「出るんだ!モナママ!」


「さすがにパゲハゲを歌ったらみんな迷惑過ぎるし、なんだかんだアレってかなり疲れるから、無理だよなーって思ったんだけど、歌ってって急に言われても急に歌は思いつかないと言うか。」


「そうなの?モナはすぐに思いつくってスズ思ってたのに」


「モナママ、こっちまだゴミあるよー」


「はーい」


いつものお手伝いの流れ作業で今日はお店の玄関先の掃除しながら、テンクウちゃん、フテゥーロちゃん、スズちゃんと一緒におしゃべりしていた。


「あの曲は好きだけどねー。」


元はバッハだったかが作った曲を使ってるんだったから、元々はハゲの曲じゃないんだよね。


「モナ変な曲好きだよねー。」


「スズちゃん。あのね、私は元々そういう曲は知らなかったんだよ?そういうのが好きな友達がやたらとカラオケとかで歌ったりしてるから覚えちゃっただけなんだよ」


あるあるだよね。カラオケあるある。人が歌っているやつ聞いてたら覚えちゃうやつね。


「からおけってなーに?」


「歌を歌うためだけの音が外に出ないようになってる魔法がかかったような建物のことだよ」


「なんかスゴそう!!」


「スゴイよ!スゴくうるさいけど、ハマると楽しい。ハマらないとうるさいだけ。」


カラオケって日本発祥だったっけ。この異世界ではカラオケなんてものは無理だよなぁ。


コスプレが出来るようになってる場所とか、料理メニューが充実してるところとか、歌手本人映像充実とかアニメ映像充実とかしてる映像と音声ガチ勢!的な機械導入してるところとか、様々だったなぁ。


カラオケなんて社会人になってからほとんど行ってないなー。この世界に無いと思うと行きたくなる。でもきっと、帰れたら、すぐには行かないかもしれない。元の生活に戻るのが先だもの。うんうん。


「他に面白い歌ってないのー?」


「え、面白いほうがいいのかな」


「どうだろ」

「おもしろいほーがイー!」

「どっちでもいーよー?」


ああうん。何でもいいパターンだな、これ。


「おはよーございまーす」


「!!」


この声は!


「ナカバちゃん!」


従業員の裏口からココまでは距離があるけれど、元気な彼女の声が聞こえたので、お店の表を掃除してたのに放り出してお店に突撃しちゃうしかない私。


「モナちゃ〜ん!」


会いたかったーーぁぁ!の飛び出しダッシュな私をばっちこいで抱きしめて、ついでにその場スイングでグルンと軽く1周してくれるノリが良いナカバちゃん。


「まだ休みでいいって言ってたんに。」


「毎日のように体動かしてたのにぃ、病気でもないのにこもってなきゃいけない〜とか、私は無理でしたねぇ〜。はははは〜!」


思ったよりテンションの高いナカバちゃん。


「でも人工で作られたような洞窟に入れられてたんでしょ?怖くなかった?」


海外ドラマでたまに見かける、コンテナに人を詰め込まれるような恐怖体験だと思うんだよね。暗いし無機質な空間で人混みしか周りになくて、人の気分も落ち込みまくるやつ。


「怖い?ああ、せやねー。少し怖かったわぁ。死んでまうって言うよりもぉ、外がどうなってるんかわからなくてなぁ、どんくらい時間経ったんかわからんわぁっていうのが精神にキタ感じやったよぉ〜。なんていうの?世界にいるのがココにいる人達だけになってしまった感じぃ?ま、でもほらぁ、出れたから全然って感じやねぇ〜」


ざわざわしちゃう空間だったらしい。ざわざわ・・・ざわざわ・・・。


「なるほど、むしろ家にいて静かにしてる方が、その状況に近いからむしろ気がまいるって事よねぇ?」


「あーーー、ね。」


そりゃそーーーだわーーーーー!!!スミコットさんのツッコミに完全同意しかない。


「んだら、ナカバはカトラリーお願いするべ。」


「はぁい〜」


「そうだ、ナカバちゃんナカバちゃん!あとで相談のって!」


「お?ええよ〜!」


こういうのは若い子の意見のほうがいいと思うんだよね!(私今5歳児だけど!中身はアレだし!)









「なんか今日、お客さん多かったねぇ〜」


「やね〜。昨日はそこまでじゃなかったん〜?」


お客さんがドバーと来てひと区切りついたので順番に休憩を取るために休憩室に私とナカバちゃんが突っ込まれた。


「昨日はむしろ少し少なかった、かも?」


「今日は何でやろねぇ?ぷっはー、ウマッ」


「コレ美味しいよね、シャリシャリしてて爽やかな感じ〜」


梨みたいな感じの果物との水割りジュース。うまい。よく知らないけどミギィさんの手腕スゴイ。コレを食堂で出そうと思いつくのがスゴイ。


「あ、そうだぁ。あの子たち帰ったんだってぇ?」


「あの子」


(やかた)にも遊びに行ったやろぉ?」


「あー、アンドレとディオさんね。うん今日の夜明けに出たみたいだよ。」


「夜明けぇ?じゃあお別れ出来なかったんじゃない〜?」


「うん。でもそのうち戻ってくるって手紙もらったんだ。」


「お?帰ってくるんやねぇ」


「領主様の息子にディオさんがなる予定らしいから、アンドレも一緒にって言ってるらしいよ」


「言ってるらしい〜?それって帰ってくるん?」


「・・・アンドレだからまた療養として来ても問題なさそうだから来そうな気がする」


「はははは!それはわかるぅ〜、あ!そういえば、相談とか言ってたんは、なんやったん?今聞くよぉ〜?」


「あああのね、明後日にね」


かくかくしかじか・・・feat・モナ


「ほーん?なるほどぉ、じゃあこういうのはどーぉ?」


「どんなの?」


「便乗!」


「どゆこと?」


ナカバちゃんの発案は私の歌う曲がすぐに思いつく提案でした。



今日地元のお祭りだったので覗いてきました〜。夏祭り。


明日もあるけど明日は行けないので行ったんだけど、子供の数が多かった。


こんなにこの地域、子供いたっけ!?ぐらい多かった、と、思ったら自転車で友達同士で連絡取り合ってたみたいで、少し離れた場所からも祭りに参加してたみたいですね。(にこにこ)


こんな小さな公園の祭りにそんなに集まっても入るスペースなくなるだけな気がするんだが・・・。


人がめっちゃ多かったから軽く1週したら帰りました。まつり!!って空気が美味しかったです。


わいわいしてるの見るだけで心が栄養もらえる気がしてしまいますよね。人混みは混みすぎると苦手なので、逃げますけどね!(爆笑)





梨は秋のイメージ強いと思いますが夏でも採れます。色んな梨あるよね!そのうち梨街道行きたいって言っといて、全然行かない私。行けよ!そんなに遠くないんだから!


今年こそは梨買いに行ってみたい(行くのかはわからない)


あー、でも今年枝豆も水不足で発育不良とか言ってるから梨も大変そうかも???


次回更新は28日予定です。ふへい!

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