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第393話

すみません、なんだかんだ私生活が忙しくしています。めっちゃ遅くなってすみません。

ーーーーーーーーーーーーーー

視点などなどアッチャコッチャいきまくってます。ふへぇ。


ミギィさんのターーーン。と、思いきや・・・?


(´⊙ω⊙`)


「なん?いなかった?」


「それが、ネズミモンスターの魔力らしき残滓(ざんし)の残る場所が発見されまして・・・」


「ほーん・・・つまり、転移系のものがあったと?」


「恐らくは。ユーグリッドさんの件を(かんが)みるに・・・」


ダンジョンのなりそこないから脱出してきた騎士団からビャッコ達の報告が上がったものをミギィさんが聞いていた。


「それでですね、ネズミの駆除もあらかた終わったので、この辺りの撤収をします。見張り以外の人員は全て立ち退きになります。ご協力いただきまして恐縮ですが、ミギィさんも今日明日には撤収をお願い致します。」


「わかったべ。」


理解はしたが納得はしていない。領主の行き先は?一体どうなったのか?


冒険好きなら追いかけ・・・ただろう!


「帰るべ!」


「!?ピェッキッタラモルグァッヌク!?」


「どしたべ?なんかピーピー言ってっけど。あ、そっか、領主のアレ見つけたのって、ツキノだったべな?」


無言で首を縦に振り始めるうさぎ。意思疎通はバッチリだ。


「んだが、断る」


きっぱりんこ!にツキノは驚きしか見いだせない。


「領主様が穴ん中いなくてももうアタシらの手からは離れてるべ。人探しは騎士団の管轄の仕事だへ。そんれに、明日からまたともだち食堂再開しなくちゃならんから仕込みとか色々やることあるしな?こんあと、ウエさんとこ寄って帰らんと。火元とかの確認もして、新しく秋のメニューとかも考えたり。メニューはウエさんに聞いてからじゃないと仕入れとか量とか検討しにゃいかんし。祭りが中止んなっちまったから、夏ものの廃棄野菜があるかもしれんし、むしろ今から夏特別メニューとかやったほうがいいかもしれないべ?相談してみないと・・・・・」


最初はツキノに諭すつもりだったのだろうけれど、どんどん自分の世界に入って最終的には独り言をブツブツいう感じにミギィさんはなっているけれど、本人は気づいていない。


うさぎのツキノはそんなミギィさんを見たことなかったので、少し後ずさったのは言うまでもない。レフティさんならなんとなくやりそうな雰囲気はあった。しかしほんわかしたオバちゃんのミギィさんはそういうイメージは少ない。ともだち食堂の事に関してはレフティさんよりも怖いのである。


「んだっけ!行くべ!」


「!?」


どんガバチョ!っとツキノを否応なく持ち上げさっさとその場を離れて家路に走っていくのであった。













同時刻、別の場所では。


「若い子とかも疲れちったのか急にいなくなるしよ〜、最近の子は堪え性がないなあ?」


「なんかまた事件でもあったんじゃないかー?あの子ってたしかレフティんとこでバイトとかしてただろう」


「そうだそうだ、いつもはいい子だったぞ?手伝いだってかってでてくれてたんだから、逃げたって考えるのは早計だ〜」


「んーそっかなー?」


顔の濃ゆい3人のオッサン達は辺りで逃げ遅れている人がいないかなどの騎士団のパトロールの手伝いをしつつおしゃべりに興じていた。


「ん?」

「どした?」

「へ?」


「ぎゃーーーーー!?」


ひとけの無い辺りに眠るように倒れた神官が1人。3人のオッサンは死体かと思いついつい叫んでしまった。









「こっちに騎士団いるべ!?」


と、なんだか遠くから男性の声が近づいて来る。アンドレとチェルキョは訝しげに声が聞こえた方にテントから出て確認しようと外に出た。


3人のオッサンがエッサホイサエッサホイサと祭りの神輿を担ぐが如し、1人の男性を頭上により上に掲げながら走ってきていた。


「なんだあれ。」


「なんですかね。」


2人に気づいたみたいでオッサン3人のスピードが上がった。


「そこんひと、助けてくれぇぇ〜」


顔の濃ゆいオッサン3人が近づいてくる。しかし必死さに逃げるのもはばかられる。と、思っていたら救世主。


「お止まり下さいませ」


ズワッと木から落ちるように降りて来たのはアンドレのメイド、リネアだった。


突如として現れたメイドとわかりやすい女の子に顔の濃いオッサン3人は驚いて急停止した。


(リネアの隠密度合いが日に日に上がりすぎてて怖いんだが・・・)「助かった」


「メイドのたしなみですわ!」


(違うと思う)

ちなみにオッサン3人も同じ事を心のなかでツッコミ入れていたのはアンドレの知る由もない。


「くそぅ!出遅れた!」


ハトもアンドレを助けようとしてくれていたらしい。ポッポロポッポロと、アンドレの足元に降りてきた。足元でちゃこちゃこと首を振りながら、辺りの様子を伺っている。なんか存在がうるさい。


ハトよりも目の前のオッサン3人のほうが実のところ、顔の存在がかなりうるさいのだけれど、今までのマイナスイメージのせいでハトのほうが気持ち存在のうるささが勝ってしまっている。なんだこれ。


「神官様がのっぱらで倒れてたんだ、助けてやってくれ」


「・・・この神官様の上に乗ってる子って」


リネアもアンドレもじいっと見つめるは神官とくっついていた、1匹のナイトフォックス。


「モナの所のだよな?」


セイリューというキツネだよな?とアンドレは思った。よくよく見れば倒れているという神官様もアンドレとディオにはかなり見覚えのある人だった。モナを助けてくれた神殿にいた人だ。


どうして倒れていたんだろう?まさかまだネズミが?と色々と考えてみたけれど答えは出るはずもない。


みんなが神官様を見つめていると、セイリューちゃんは神官様の耳を急にベロっと舐めた。周りの見ていた人達もうわっと思ったけれど、1番驚いたのは舐められた当人だ。


神官様は「ふぎゃあ!」と裏返ったような変な声を出して飛び起きた。


「大丈夫か〜?」


オッサンの1人が神官様をのぞくと、神官様はオッサンに言うのだ。


「助けて下さい!神殿に幽霊が住み着いたかもしれません!」


「「はあ??」」


“神官”という職業は神に仕える聖職者という立ち位置であり、品行方正に生きて人の為に生きるという、宗教における聖人の見本のようなお仕事である。


幽霊などに怯えまくって震えて一般人に助けを求めるのは、ちょっと、いや、かなり、異例である。


「何かあったのかい?」


少しだけ離れていたアンドレの兄、ディオがみんなのもとに戻って来たようだ。


「なるほど?よし、みんなでオバケ退治に行ってみようか」


ディオがニコニコと言うのだから誰も反対はしなかった。


顔の濃ゆいオッサン達と行く!神殿!?オバケツアー!の始まりだった。


なんだこれ。(アンドレ心の声)

どんガバチョ!はキャラ名ではなく、効果音です(え?)



短期でちょこちょこ記事アップまた出来るようになるかなと思っていましたが、(仕事含む)私生活がなんだかんだと忙しくて、なんかもう、ニートになりたい。


お金がないよう。税金高いよう。食費がジャンジャカ値上げ値上げ値上げだよう。宝くじ当たんないかな。


お米また値上げってどういうことなの。聞いてびっくりだわ。日本人、米離れしろ!ってことかな。別に私はほぼパンか麺で暮らしている勢だからそこまで痛くないけど、親が米派なんだよなぁ。ツラそう。






次回はちょっと間が空いてしまいますが、26日予定です。


予定は未定であって決定ではない!と、いつも心に言葉を抱いてます。むにぃ。


仕事忙しく!頑張る!うぇい!

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