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閑話。(・ェ・`U)ブクマ100件越えありがとう。感謝SS。

ブクマ100件を8月入ってすぐにいったみたいです!

ありがとう!ありがとう!ありがとう!



(・ェ・`U)ワフッ!


▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼

それはモナが4日目の朝、ともだち食堂に出掛けた直後だった。


「暇だなー。」


「何してるニャ」


「あっビャッコ~。君こそどうしたの?」


「おやび~ん」


「ダンナァ早いですヨォ」


「あれ?仲間も一緒に来たんだね、おはよう~。名前なんて言ったっけ?ごめんね、覚えてないんだ。」


「コエキとトロキだ。あんま話したことはないんじゃニャイのか?なら名前覚えてないのもムリにゃいだろ。」


「ぶち柄の私がコエキです!テンクウ、今後ともヨロ!」


「えっうん」


「馴れ馴れしすぎんだロォ?俺はァトロキだ。よろしくナァ。なぁなぁ、昨日聞いたんだけどよ、人間と仲良くなったって本当かぁ?あのモナちゃんって子と。」


「本当だよ!エッヘン」


「「おおお!本当に!?カラスキの言う通りだったにゃんて!」」


「お前らニャ・・カラスキは嘘なんざ付かニャイぞ」


「いやぁ、初めてカラスキがウソを付いた記念日ににゃるのかと思いましたです。」


「そんなことで祝われるのはカラスキでも嫌だろ。俺様はぜってぇ嫌だ。」


「ダンナァ、あのカラスキですよォ?なんでも祝われるなら喜びますぜェ?」


「カラスキって?」


「いつも俺様と来る奴だよ」


「あぁ、あの子か。いつも元気そうだよね。ボク好きだよカラスキくん」


「まァ、アイツは愛される馬鹿ですからナァ。」


「そう、バカだ。」


「阿呆ともいいますよ~」


「嫌われているわけじゃぁないよね??」


「何言ってんだ、カラスキを好かない奴は、真性の生け好かない奴だけだ。そういう奴ぁ俺様がボッコボコにしてやる。」


「うわぁ。流石ビャッコ、大胆だね。」


「さっすがおやび~ん」


「ダンナァ、一生ついて行きます」


「んで、結局テンクウはこんなとこで何してたんだよ」


「なにもしてないよ。暇だなーってしてた」


「ナニィ!んじゃちょっと付き合え。アメフリがパトロールしてる所に猿の下っ端が来たらしい。その縄張り周辺で子猫が生まれたばっかりだってんで、今ちょうど向かう途中だったんだ。」


「えっ大変そうだね!何すればいい!?」


「猫じゃないのに手伝ってくれるんですかァ!?心が広いお人だァ!?」


「テンクウっつーのはそういう奴なんだ。俺様の子分だ!ガハハハ」


「もうっ!ボク、ビャッコの子分になった覚えはないよ!」


「子分じゃなくても来てくれるだけでも助かります!ね!おやびん!」


「なら行くよ!ボク!どこにいけばいいの?あっでもモナちゃんのお昼休みのキュウケイっていうので、戻ってきちゃう前にはココに戻らなきゃ。大丈夫かなぁ。」


「行って下っ端がもう来ないように脅しをかけるだけだ。場所は栗の木の紫の花が広がる池の近くの・・」


「わかった!先に行ってるね!」


「えっ」「ニャッ」「ちょっ」


ぐぐっと足に力を加えたかと思うと、バシュッという音と共に土と草が舞った。少量舞っただけだが、そこそこ硬いハズの地面のものが舞い、目の前のテンクウ自身が音と共に消えていたことを加味すれば、どれだけのスピードで消えたのかは想像にかたくない。


「さすが、ゴールデン(黄金)ブレット(弾丸)ドッグ()ですねー!」


「光が走ったみたいに見えたナァ。」


「さ、俺様達も行くぜ!目にもの見せないとな!」


「「あいあいニャー!」」


猿の下っ端達が突然現れたテンクウに怯えたのは言うまでもなかった。


「ボクの足をヤッた奴の下っ端かな?またそのうち会えたら、ボクはもう手加減なんてしないって、伝えてよね。」


「「「「いぬさん!ありがとうーー!」」」」


フニャー!フニャー!フニャーフニャー!と子猫達に鼻息荒くお礼を言われた。生まれた子猫達の兄弟の子猫らしい。子猫村といってもいいくらい子猫が溢れていた。


「えっとお礼はビャッコ達に言ってほしいな。ボクお手伝いに来ただけだもの」


「にゃんだァもうカタがついたのか。さすが、俺様の子分!」


「ボク急いできただけだよ、カタ、ついたのかなあ??」


「子分さんだったんだにゃ!?ありがとう!ニャーー!」


「ありがとニャー」


「素敵だにゃー」


「ニャーニャーニャー!」


「子分じゃないってばーーー!」


子猫に囲まれ、ビャッコ達に絡まれ、“ワンちゃん助けてくれてありがとう記念日”という日を作ろうという提案を取り下げさせるのに、一番骨を折ったテンクウなのでした。


「もうやだー!疲れたから戻るぅー!」


「もうちょっとまって子分さん!」


「ガハハハハハハハハハ!」


26話の飛ばした朝の話。閑話をまともに書いたことがないので、結局本編みたいになってしまったけれどちゃんと書き下ろしました。うーん。閑話って難しい。


ブクマありがとうございます。飽きられないようにしっかりザックリ書いていきたいです。


(・ェ・`U)ガンバルンバ!

あっ評価のほうもできたらお願いします!☆☆☆☆☆‹きらりん


閑話更新だったのでまた明日更新します

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