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私はテイマーではありません~ナゼか周りにもふもふがいっぱいな件~  作者: 沖宮途良
第2章

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第304話

朝ご飯をまた部屋でぼっちメシ(モンスター付き)してから数十分しか経ってない、そう今ココ。


息できてる?多分大丈夫。


どっくん、どっくんと緊張して心音が耳に響く。どっくんどっくん、どっくんどっくん、どっくんどっくん、ドッくん、ドッくん、・・・・あ?


♪ドッくん、ドッくん、アメリカーンドッくん!♪


高速道路で販売していた、ゆるキャラ?らしき食べれるキャラクター、アメリカンドッ君というキャラクターを急に思い出した。


アンパンマンみたいな言い回しをしてしまったけれど、別に正義の味方をしているわけではない。パーキングエリアだったか、サービスエリアだったか忘れたけれどなんかつい出先のテンションもあって、売っていたDVDを買ったのを思い出した。


いや、なぜ今思い出したんだ私。忘れろ。ふざけていい場合じゃない。もう、本当に、全然だ!


気になる方は検索検索ぅ!じゃなくって、てか、誰に向けていってんの。脳内の私自身ですね!ハイ!パーニック。もうホント、混乱の極み!くっ、コロセ!


すん・・・むしろ、脳が現実逃避し過ぎて思い出しちゃったのかもしれないけれど、本当に、今じゃない。ドッ君は忘れろ。ふにょわわわわ、ふ、震え始めた。ぬん。


だって



目の前に王様、以下、王家の方々いらっしゃってるらしいですよ!!


起きて、着替えて、メイドさんに起きたよって伝えるためだけの呼び出しをして、王城から外出するなら届け出が必要だとかの説明受けて、大きめの食堂や会議室みたいな所での食事専用部屋やらも紹介され、部屋ぼっちメシ選択して、朝ご飯のメニューを口頭で紹介されたのと選べるサラダ3択提示されて戸惑ったりして、あとモンスター達の食事も用意してもらって、たべて、ひと息ついて、今日はもとより、明日からの日程の大まかなメモを確認してたら・・・・


部屋に執事さんをこの部屋専属で色々まかなってくれてる昨日からのメイドさんが連れてきましてね。なんだなんだと。


連れてきた執事さんも老齢の雰囲気ある執事さんで、見た感じのイメージとしては、剣道や柔道にいる師範代!って言いたくなる感じの老齢のお爺さま。ひょろっとしてて優しそうでもあるし、厳しそうでもあるし、雰囲気があって、白髪とヒゲ、出来る男だからなのか、年老いてもシャンとした背筋。


そんな感じの人から言われたんですよ。ディオ様がお呼びですので、ご一緒に来ていただけませんでしょうか?ってね。


ディオさんが呼んでるなら行こうじゃぁないかと。


進めど進めど、目的地に近づかないなと思ったら執事さんがね


「非公式の場なのと今回急なことでしたので大変申し訳なく、騙したように連れてきてしまいまして弁解のしようもございません」


とか言ったわけでさ。目的地に近づくにつれて明かされる真実、ディオさんが呼んでいるのは本当だけれど向かう先にはディオさんのご兄弟に王様がみんなアナタを見たくて待っていますよ。と。


いやいやいやいや!?えええええええ??魂を飛ばさなかっただけマシだと思いたい。ちなみにスズちゃんは執事さんが部屋に訪ねて来た時点で私の中に引っ込んだまま出てこない。察しが良くてニクイねぇ。


どっくんどっくんどころじゃねーですよ。心臓口から飛び出そうってこーいうことね、ゲフンゲフン。


ええと、ディオさんから聞いていた、ご兄弟とかにについて軽く思い出そう。


母親が全部で4人いて、王子、王女はそれぞれ、第9王子までと、第8王女までがいる。つまり9+8で、王室は17人兄弟。多すぎません?


現在、王様は代替わりして、第1王子であった長男が王様になっている。44歳。名前はアットリーム様。その補佐をしているのが第2王子と第4王女様。


第1王女と第3王女はそれぞれ嫁いでしまって王城に基本的にいない。あと、第3王子様は病弱、第5王子も視察の際に病気にかかりだいぶ前におふたりともに亡くなられている。


あとはえーとえーと、あっ執事ノックしやがった!くそー!どーにでもなれーーーー!


「失礼いたします」

次回は24予定です

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