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第29話

テンクウ「こないだ総合272ポイントで、ブックマークが70になってたって、やったね!」


ビャッコ「ふん。まだまだいくぜ。」


トカキ「きっとりーだーのお陰ですにゃあ」


タタラ「・・・さすが」


コエキ「おやびん、カッケェ!」


カラスキ「オレちもきっとおかげさまだよ!」


トロキ「まぁお前も貢献してるかもナァ?」


アメフリ「んで、オレ達の出番は?ドコニャ?」


スバル「ニャイ。残念。」


ビャッコ「俺様の出番増やすニャァァァ!!!フシャーッ」


テンクウ「本編はっじまっるよ〜」


アンドレ達はガタゴトとゆっくりと馬車に揺られて帰路についていた。


「リネアと愛を誓っただと・・・!?」


「愛を誓ったんではなくて、わたあめで友情を誓いましたのよ。」


「わたあめで??ワケわからんが、羨ましい。わけわからんが。」


「王子もモナちゃんと仲良くなればきっと誓いの1つや2つ簡単ですわ。」


「そ、そうか!?」


「その前に嫌われていなければ」


「あああ~~、俺はなんてことををを」


「失態ですね。手で目隠ししても失態は隠れませんよ」


「わかってる!・・・滞在期間どのくらいだった!?なあ!」


「2週間の予定です。」


「となると・・・あと10日で出立。・・・・・。1ヶ月だ、滞在を1ヶ月に延ばすぞ!プント!」


「は!?」


「それは本当ですか?」


プントは困惑。リネアは満面の笑みだ。


「モナと仲良くなって、1回でもギャフンと言わせられたらきっと俺の嫁になるって言うかも知れない」


「それは愚策かと存じます」


「仲良くなるのはとても良いと思いますわ」


「あんな子は初めてなんだ。アイツと一緒にいるためにはまずは元気にならなくては!!元気になるだけでは2週間などすぐだ。1ヶ月あれば体力向上まで持っていけるし、絶対仲良くなってやる!」


気持ちが高ぶって鼻息が荒い。


「坊っちゃま!!」


プント嬉し泣き。


「体調が優れていなかったから、最近はいまいち味がわからなくなっていた。でも」


「美味しかったですよね」


「ああ。って、お前がなんで答える」


「美味しかったのですもの」


「「?」」


アンドレとプントは首を傾げた。


「ともだち食堂のファンになりましたわ。お弁当も美味しかったですけれど、お店での料理の方が何倍も好きでしたわ」


「弁当って・・・あれか!え?いつのまに店での料理食べたんだ」


「あ」


「プント?」


「お坊ちゃまがおかゆを食べている時に、机周辺から離れていました」


「ふふん!」


「ズルいぞ!」


アンドレは子供らしく頬をぷっくりと膨らませていた。


「お坊ちゃま、ズルいとかそういうことではなく、叱るべきは主たる人間をほっといて勝手に、」


「その主たるお坊ちゃまは約束をたがえて、私を館に置いてきぼりにしましたけれども。」


プントの続く言葉を遮って、リネアは正論を返した。


「グッ・・・プント、今日は叱るのは無しだ」


「お坊ちゃま、それはお坊ちゃまが招いただけで私には叱る権利はあります。」


「プント、なんだか前よりも言うようになってないか??」


「これからは私も頑張りますのでお坊ちゃまも、お付き合いくださいませ」


「これも勉強、ということか」


「みなさまー、館に着きましたよー」


馬車が止まり御者が声をかけてきた。3人が降りてプントだけ別行動となった。


「厨房に行くって言っていたよな」


「ミギィさんから受けた新しい献立を見せて今後についての話し合いですわ」


「俺も話を聞いたほうが、っとと・・」


「王子!もういつもよりも体を動かしています。ベッドに向かわないと、明日は起き上がれませんよ」


リネアはふらついたアンドレを支えた。


「ぬぅ・・・本当に俺は。」


「今日より明日。明日より明後日。まだ子供ですから、すぐに体力くらい戻りますわよ。」


「あぁ、頑張るさ」


「王子。新たな門出、おめでとうございます」


「今までよく聞いてきた言葉だが、いちメイドから単独で聞くことになるなんて想像したことなかったな。明日槍でも降ったりして?」


「槍くらいならどうにか出来ますわ」


「どうにか出来るのか!?」


「メイドですから」


「理由になってない。」














「いらっしゃいませぇ、ってあらぁ。」


「まだお食事できます?」


「だいじょうぶですよぉ。そちらのお席にどうぞぉ」


「あ、騎士さん!」


「こんにちは。ナカバさんは今日は休み?」


「今休憩中だよ。ナカバさん呼んでくる?」


騎士さんとナカバさんは知り合いだよね?


「ああ、いや、気になっただけだから、呼ばなくていいよ。話がしたいのはレフティさん達とモナちゃん、君にかな。明日来れるのか、それとも明後日なのか、聞いてきて欲しいって。あ、スミコットさん、本日のおすすめスープとパンのセットください」


「はぁい〜クリストファーさん来たって、レフティさんにも声かけておきますねぇ。」


「ありがとうございます」


「名前、クリストファーって言うんだね」


「あれ?名乗ってませんでしたっけ?すみません。クリストファー・ロビンといいます」


クリストファー・ロビン!?クリストファー・ロビンって!!!???あれ?なんのキャラの名前だっけ??すっごく聞き覚えあるんだけど。❨*プ●さんのキャラです❩


たしかデ●ズニーの・・・。あ!あれか!冒険する少年だ!❨*トム・ソ●ヤーと勘違いしています❩


「モナちゃん?」


「な、なんでもないよ!クリストファーさんは、えっと。子供の頃冒険ごっことかした?」❨*トム・ソ●ヤーと勘違いしています❩


「男の子ならみんなやってると思うよ。モナちゃんも冒険ごっこするの?」


「え?いやー、興味あるだけー、えへへ・・・?」


名前が同じってだけかー。ちえー。当人だったら面白いのに❨*トム・ソ●ヤーと勘違いしています❩


「あんれ、どしたべ?今日はユーグリッドと一緒じゃないんだなぁ?」


「お疲れさまです、レフティさん。予定をもう一度確認してきて欲しいと団長に言われたので来ました。」


「はぁーん?なぁんか見つかったけ?」


「いえ、そっちは全然のようです」


「ミギィにも確認したけんど、明日の弁当届ける時に行こうかって話になってたところだ。モナちゃんにはまだ確認してなかったんだけんど。いいか?」


「うん!」


予定なんて入ってないので即返事だ。


「わかりました。団長に伝えておきますね」


「んにしても、今から昼休憩か?今日はとんとおっそいんだなぁ〜」


「ユーグリッドさんが今日一緒じゃない理由が、それなんです。ちょっと事件が起きてしまって。」


「あら〜事件ですかぁ?」


スミコットさんがスープセットを運んできた。


「王都に近い、貴族街の方にあるマックドゥの森奥で大規模な火災が発生したんです。」


「あんれ、まさか」


「いえ、ほぼ無事のようです」


「ユーグリッドもひやひやしただろぅなぁ〜親戚、無事だったか〜。えがったなぁ。」


「それってユーグリッドさんの故郷の森ってこと!?」


むしろ明後日以降になると団長さんのほうが会えなくなるので、明日が好ましかったのだそう。食事を終えたら避難者をロッテリーの街に受け入れる誘導作業に向かうらしい。


「沢山のくま獣人と、生来のクマが来るので、みなさんもそのつもりでお願いします」


くまク●熊べアーーー???!!??❨*プ●さんは居ません❩


お読み頂きありがとうございます!もしよろしければブックマークや☆やいいね!を押していただけると嬉しいです。


とうふメンタルな作者は基本的に広報とか苦手なので、もし面白い!と感じてくれたら、友達とかに宣伝してね。会話のひとつになればいいな。




騎士さんの名前、ようやく出せました。クリストファー。モナがずっと勘違いしている状態。はははは。(遠い目)


アンドレはこれから毎日のようにモナに会いに行きますが今回はこの辺で退場です。



(☞゜∀゜)☞イェア


感想も待ってます(死ぬほど枯れた小声)


漫画原稿も描いているので次回は16日の更新です

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