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第21話

モナ「いつも見に来てくれてありがとうございマウス。」


テンクウ「ブックマークっていうのが50いったんだって!良かったね!」


モナ「そんなにいっぱいの人がもふもふに出会いに・・・」


テンクウ「ボク達の出番もっと増やさないとね!」


モナ「それは神のみぞ知る・・」

う~~ん。精神的に疲れたよぉ~~。ちょっと休憩挟むことになった。


「毒消しありがとぅな~お金払うわ~」


「今日のお誘いと案内のお礼として相殺してくださいませ」


「そう?ありがとう。あ、飲み物買って来ようかなぁ~モナちゃんも飲むでしょお?」


「うん!」


リネアさんが私をみる目がちょっと変わってしまった。どう考えても変な子だもんなぁ。ううう。せっかく友達になれたと思ったらまたやらかしてしまった・・・グスン。どうにかなれ~~~。


「そこのベンチ座って場所取っといて~」


「はぁい」


ナカバさんとリネアさんは飲み物買いに離れた。商店街や露店のさらに脇道にある小さな公園のような休憩場所があった。


結構箇所箇所にそういう休憩所みたいな場所が点在しているので腹休めするには丁度いい。歩き疲れた時もとても便利だ。


屋根付きのバス停のベンチみたいな場所もあったし、今回のように木が屋根代わりになっているベンチの場所もある。この街の人達の心意気が見える気がした。素敵です。


だって買う場所ばっかりでイスに座りたければ店舗に入らないといけないってなると、お腹すいてない時とかお金が無い時とか結構キツイ。さっさと家帰ろうってなる。で、家に着いたらどっと疲れて次行くの当分いいや~ってなっちゃう。


長居したくなるのはやっぱり居心地のいい場所だもんね。ああ、朝から沢山歩いたからちょっと疲れちゃったなぁ。幼女の足は小さいもんなぁ。マッサージしとこ。もみもみ・・


ん?おお?草むらからウサギが現れた!ウサギ肉は高級店で取り扱われているらしいから、捕まるんじゃないぞ目の前のウサギさんよ。


おおおおお?さっきは猫達に逃げられたけどウサギこっち来る。どうしたウサギ。来るのかウサギ!


ってやっぱり来ないでいいです。ちょ、このウサギ、なんか見た目と違って怖い雰囲気がががが。


足をタシタシタシタシタシタシ・・・・威嚇?威嚇だよね、その足をズダンズダン地面に叩きつけるの威嚇だよね?!足もモフモフしてるから大して音が出てないから、タシタシタシタシタシタシとしか聞こえてないけれどもッッ


おや?黒猫だ。どうしたどうした。ってウサギと対面?いや、まさか、タイマン?!ナゼだか猫もウサギも威嚇のポーーーーズ!?!?


って顔も一応、怖くなってらっしゃるーーー!?これ私が野菜だったら今すぐガリガリと前歯で削り食べられる感じの……うぉん、怖い顔!ウサギさぁん!


なんだこれ。なんだこれ。獣々(ケモケモ)大戦争?


「赤コォォナァァァァァア、どっかから来たウサギちゃぁぁぁぁぁんん!!」


「青コォォナァァァァァア、後から現れた黒猫ちゃぁぁぁぁぁんん!!」


「ファイッッ!!」(カーーーーン!)


言ってみたがそれで戦闘が始まるはずもなく。とりあえず怖いからベンチの上から観察です。避難避難。


って時間差で戦闘が始まった模様。うーーーん。なんでこうなった。


それはそうとウサギのパワフルなこと。え?普通癒され要員ナンバーワンを争う生き物じゃないの??動きに切れがあってキレッキレで、癒され要素がすごーく減ってる。もふもふ要素は減ってないけど、ウサギってかっこよかったんだねぇ(しみじみ)


ウサギと黒猫。あ!つまりウサギはツキノウサギか!?黒猫はルナか!?月に代わって○しおきよ!ってことですか!?


「どういう状況なんやのぉこれ~~わはは~~」


2匹が戦ってるのを眺めてたら2人が帰ってきた。ナカバさん今日はよく笑う日だね。その声に驚いたのか2匹共どこかに駆けていった。どうと言われても私もよくわからんですよってからに。


ジュース飲んで休憩したら最後のおやつに行こうってことになった。ふふふ、デザートは別腹ですよ(キリッ)ジュースに癒される私。


「あ、ちょっとあっち行ってきていい?」


「何か買うのぉ?」


「うん!」


私は大きなわたあめを買った。幼女なのですっっごい持ちづらい。ぐらっぐらする。5歳ってこんなに華奢じゃないと言うことなかれ!原宿レインボーわたあめ並みにでかいんだ。重いし。


3歳なら持たすな危険!だ!絶賛落とすぞ!よちよちちてにゃい!ふらふらはしてる!


ナカバさんもリネアさんもハラハラしてこっちを見ている。2人とも優しい。まだココに来て日が浅いけどみんな優しい。こんなに恵まれて、いいんだろうか?


リネアさんの反応が普通だと思う。変な子供。だけどリネアさんは休憩の時も今も、朝からと変わらずにナゼかいてくれる。だからね。


「コレ、リネアさんにプレゼント。」


「え?」


「リネアさんが昨日お弁当買いに来てくれなかったら、こんなに楽しいお出かけもなかっただろうから、愛を込めて花束!の代わりのおっきなわたあめを!どうぞ!!」


花より団子ですよ。団子じゃなくてわたあめだけど。


「次のパフェで今日は解散しちゃうけど、またこの3人で遊べたらいいな、と、思って、え?あの?あれっ?リネアさん???」


リネアさんがしゃがんでしまった。私の手ごとわたあめを掴んだ手が、熱い。


「わたくし、とっても自分勝手ですの。」


「そうなの?」


「実は毒消しまだあと2瓶持ち合わせていましたの。」


なんとまあ。そんなに持ってるってどう言うこったい。今は聞ける雰囲気じゃないからスルーするけど。


「モナちゃんは立派ですわ。」


「ううん、何かを怪しんだりするのは人間として当然だよ。」


私はこの世界に来てハイというか少し気が緩んでいるというか、どうせ見た目戻っちゃってるんだし心も少し子供に近付きたいだとか、私もかなり自分勝手に生きている。だけど、これを説明する術を知らないからなぁ。言えることは少ない。


「でも別にそれでリネアさんのこと嫌いにはなれないよ。あと別に本数とか暴露しなければ誰も気づかなかったよ。リネアさんは真面目だと思う。みんな何かしらウソだってつくよ」


「そんな」


リネアさんの上がった顔が泣き顔だった。私が思うよりもリネアさんの中はぐちゃぐちゃだったらしい。


「私だってウソの塊かもよ。ほら言うでしょ?ニンゲンなんてららーらーららら、らーらーって」


「フフッなんですのソレ」


なにって吉●拓郎さんの歌よ。歌ったお陰でリネアさんの気が紛れたっぽい。さすが名曲。


「また遊んでくれる?」


「わたあめに誓いましょう。」


誓うものが甘ぁ~~い。じゃあ次は、愛を込めてわたあめを。を歌おうかな?



お読み頂きありがとうございます!もしよろしければブックマークや☆やらを押していただけると嬉しいデス。感想とかも待ってるよ


(´⊙ω⊙`)作者の活力になっています〜いつも見に来てくれてありがとう〜

(´・(oo)・`)もふもふもっと増やせや!とか言う要望とかあれば聞いてみたい作者ですん。

(◡ ω ◡)もうアニメの最終回ラッシュでテンション下がってます。新アニメ何やるっけ・・・しょびびーん・・・(うめともものふつうの暮らし、面白いよ。アニメ化しないかなぁ(願望))



●モナ達がココまでに買った&食べた物●




●エビせん

●じゃがバター

●グミ

●パイタン的なスープ

●串肉

●ソースがけの肉団子

●毒草入りスープ

●ジュース←New

●わたあめ←New



次のパフェで食い倒れ終了です。


次回は27日

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