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第18話

ミギィさんとレフティさんと買い物に来ていた。ナイトフォックスという珍しいキツネちゃんは基本的に夜行性の動物だと言うことで、お眠。置いてきた。テンクウちゃんとミギィさんとレフティさんと私でした買い物は楽しかった。キツネちゃんともどこかに行きたいなぁ。


一番の目的の下着類と、日用品を買って貰った。歯ブラシとか鞄、靴、メモとペンなどなども。


ちなみに借金とかにはならないらしい。生活費は後で工面した分は補填されるように手続きしてくれているらしい。砦で。いつの間に。私が大人の話を聞いてない時だな。うんうん。


ミギィさんとレフティさんも家の足りないものとかを購入したので荷物が結構あるけれど、レフティさんにかかればお茶の子さいさい。レフティさんの力持ちは実は魔法だった。身体強化と言うものらしい。


ミギィさんが料理関連、レフティさんは裏方(会計などもろもろ)とウェイトレスも兼業で最初は2人だけでお店を切り盛りしていたのだそう。その時に鍛え上げられたとかなんとか。うーん、素敵です。


もし身体強化っていう魔法が無かったら今頃レフティさんの見た目がハガ●ンのアレックス●イ・アームストロングさんみたいにムッキムキになっていたことだろう。嫌いじゃないけど近くにいたら圧が・・。圧が。魔法ありがたや~ありがたや~。


「え?貴族のお坊ちゃん?が来るの?」


「昨日来てたじいさん居たろ?お仕えしてるとこの坊っちゃんがな、なんだか体壊して療養に来てるどかって。んで、元気が出る食べ物があれば出して欲しいとかなんとか。ただなぁうちは大衆食堂だで、高級食材なんぞ扱ってねぇベ。んだがしかし、どうしでもって頼まれたんだよぉ。」


「年がな、モナちゃんと近いみたいなんだよぉ。モナちゃん5、6歳だべ?」


「5歳です」


「あっちは8歳らしくってなぁ、良かったら話し相手になって欲しいってことだぁ。」


「いいですよ!私も友達欲しい!」


「明日来るからよろしくだべ」


「お?あれじゃなかっぺ?おーいナカバァ!」


「あれっ皆さんお揃いでどうしたんですかぁ?」


「アタイらも買い物あったから見送りだで」


「モナ荷物は部屋に置いとくかっな。」


「クゥン・・きゃうんきゃうん・・」


「あ」


テンクウちゃんそれはおねだりだね?おねだりの目だね?テンクウちゃんのことだから大人しくは出来ると思うけどどーしよー。


「テンクウはこれがら帰っでシャンプーだがんな。」


「んだべ、あんまり(きった)ねぇとモナちゃんに嫌われで、部屋に入れてもらえんくなるべ」


「ガーン!」って言ってそうな顔してる。表情豊かなゴールデンレトリバー(未確定)だ。でも2人に言われたら諦めたみたい。


「ありがとうミギィさん、レフティさん!」


「食い倒れ楽しんどいで。さっき渡した小遣い大事に使うんだよ」


「私がぁ案内するので、よお安心してください~~。」


「いってきます!」









「お待たせしてしまって申し訳ありません。メイド服で出ようとしたら怒られてしまいまして着替えていました。」


「大丈夫そんなに待ってないよぉ。可愛い服やねぇ~2人とも可愛いぃ。あっこれ、両手に花や~」


「どこで働いているの?」


「わたくしあちらの館で働いていますの」


領主の方向には貴族の館があるそうだが、リネアさんが指し示したのはともだち食堂方向の右寄り側だった。


「私もそっちから来たんだよ」


「そうなのですか?奇遇ですね」


「さぁさぁ!そういう世間話は歩きながら話すよぉ~露店むかうよ~~」


少し歩いたところに商店街ならぬ、露店街。商店街の橫とか脇道とかにいっぱいあるみたい。お祭りの並びって感じ~。う~、テンションあがるぅ~!


「ところでどうやって買う?」


「このお店って決めたら最初のひとつを3人で分け食べて、もっと食べたかったら話し合ってから買う。が一番色々食べれると思うよ~。リネアさんは沢山食べれるからそんなことしなくても平気かもしれないけど、私もモナちゃんもそんなに沢山は食べられないからね~」


「そうね、モナちゃんの体の大きさだと1人1つ食べてたら、2店舗目でお腹いっぱいになりそうだものね」


「ですね。」


あうう、こういう時5歳の体が憎いっ優しさがツラいっ


「まずは前菜代わりに軽めの物!次にガッツリ汁が滴るお肉系!最後にさっぱりスッキリ甘い系!の順番で回ろうと思っているよ〜軽めの物は露店の方が色々あるからまずはココですわぁ~と思たんよ~~」


「「なるほど~」」


「露店だけじゃなくて商店街の店舗の持ち帰りとか食べ歩きOKとかも回りたいし、甘いものは店舗に入って食べるものでもいいし、みんなで決めよ~」


「うん!」


「一応回るとこ決めてあるけど、気になるのあったらいってねぇ~~」


「早速だけどあれってなにかしら?」


「ん?これは海老せんべいっていう食べ物だよぉ。オヤツみたいなやつなんよ。パリパリして美味しいやつ。」


エビせん!カ●ビーのかっぱえびせん!じゃなくって、ピンクみが強い円盤状のなにかだよ!昔ながらの駄菓子屋さんで売ってる系の方のエビせんだよ!わぁい!


「初めてみたわ。王都ではみたことない。店主さん、どうやってつくってるの?」


「乾燥した小エビをすり鉢で粉々にして、小麦粉と味付けと混ぜて焼いたものだよ」


店主さんは言いながらプレス用の鉄板を上から押し付けた。水分が一気に蒸発する音がする。火が強くないか?大丈夫なんだろうな。プロなんだし。


毎日毎日僕らは鉄板の~上で焼かれてヤになっちゃうよ~~泳げ!エビせんくん!


いや、やっぱり泳がないで食べるから。食べられないで終わる悲しみはたい焼きくんだけで充分だよ。


「美味しい!これはクセになる味。おーじ、じゃなくて、お坊っちゃまも食べるかしら。」


「お坊っちゃま?」


「私の仕えているお子様なの。食欲がなくて。これなら食べてくれるかしら。」


「こういうの子供はすきやよ?お土産に買って帰ればええんと思うよぉ~」


「そうね、店主さん。とりあえず焼けてる15枚全部包んで欲しいわ。」


「まいど~」


「それは多くない?」


「私のオヤツの分も入っているわ」


「なるほど。」


「どうする?もっと食べる?」


「次行きたい!」


「あいな。次は私のオススメのとこ行くよぉ~~」


その3人の姿を以前モナの前に現れたあの白い猫、ビャッコが上の方から見下ろしていた。


お読み頂きありがとうございます!もしよろしければブックマークや☆を押していただけると嬉しいです。


作者が嬉しさに舞い上がって更新頻度が増えるかもしれませんよ


ピンクみが強いのはみりん入ってるんだっけ?美味しいよね。えびせん。


リネアさんのキャライメージは最近のアニメだとデリシャ●パーティープリ●ュアのここねちゃん(青の子)が一番近いかなぁ。


商店街って猫いるイメージが強い作者です。日本でも海外でも。なぜだろう。おぬこ様。なうなう。


できる猫は今日も憂鬱。のアニメ楽しみ・・(正座待ち)←

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