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第17話

ナゼもふ17話~モナの3日目~はっじま~るよ~

パーパラッパパパラ~(中略中略中略)皆さん用意はいいですか~は~い!元気?元気!勇気?勇気!ポンポポンポ、ポンキッ●ーズ!


*↑本編とは一切関係がありません。ノリです。

朝はキツイ起きれません・・・ムリィ・・・なぁんて事は5歳の体には関係ないことでした☆


昨日も結局はしゃいではしゃぎまくってお子様よろしく、夜もふけたら寝ろよ。な睡魔がガックンガックンやって来て気付いたらベッドの上でした。ははは。


「ワフッ」


「きゅーん」


「テンクウちゃんもキツネちゃんもおはよう~」


猫は私が昨日ドタドタと掃除し始めたら逃げちゃったけどこの2匹は野良だった筈なのに逃げそうにない。


「レフティさん達に言っておいたから当分君たちの寝る部屋は私と一緒だからね、でも元気になったみたいだし、森に帰りたかったらいつでも帰っていいからね」


「くぅん」


「きゅーん?」


私の言葉理解してくれているのだろうか?反応がいまいち掴めない。ってあっ下の階から物音がする。2人も起きてるんだ。


「おはよう~」


「あんれ、モナちゃん早起きだなぁ」


「もっと寝てていいんだで」


「ううん、もう目が冴えちゃった」


「うん、ならまぁ・・」


「「おはようさん」」


「ワフッ!」


「そんだ、昨日ナカバから聞いたけんど昼からナカバと出かける約束したって?」


「うん。商店街でねリネアさんって人と友達になったの。食事美味しい所に案内してほしいんだって。」


「ウヂの店の料理はその辺のとは負けんよぉ?」


ミギィさんかニカッと自慢する。うん、ともだち食堂のお店の料理は美味しい!今焼いてくれてるハムエッグにヨダレ出そうだ。


「リネアさんはたっっっくさん食べるから食べ歩きして色々見たいんだ。だから今回はともだち食堂じゃなくて商店街の食べ物がいいかなって」


「なるほどなぁ。食うってどんくらい食うベ?」


「昨日売ってたお弁当5個は食べれるって言ってたよ」


買ったお弁当は3個だったけど、お昼ごはんを館の人が用意してくれる間の繋ぎみたいだし、リネアさんの胃は私には計り知れない。


「お、おなごが1人でか?そら、おったまげた~」


騎士さん達用のお弁当はそこそこ量あるから驚くよね。ホント、しもしも?おったまげ~。だよねぇ。


「んだで無理に食ったら体壊すベ」


「燃費が悪いんだって~」


「「ねんぴぃ・・」」


2人とも目をまんまるくしていた。


「そんだ、モナちゃん。昨日も一昨日も早くに寝ちまったから体痒かろう。軽く拭いてはあるけんど、朝食ぐったらあっちのシャワーはいりぃ」


「あっしまった!」


「あん?」


「私予備の下着持ってない」


あちゃあ、銀●の神楽みたいには心強く生きられないよ~。シャワー入ってサッパリしたなら替えたい。


「ありゃ、すまんのぅ。全然気付かんかったわぁ」


「モナちゃんが着てるやつ洗って乾かすしかないベ。あとで3人で買い物行けばええ。約束は昼からだし、そんくらいの時間はたっぷりあるじゃろ」


「んだな」


「そんな短時間じゃ乾かないよ」


「んなのミギィの手にかかればなんとかなるで。」


「?」


「風魔法使えばあっという間だで。」


「魔法!?魔法ってあの魔法!?すごーい!」


「どの魔法か知らんけど毎日厨房で使っとるでよ。火加減とか風魔法で調整したりしとるで。服乾かすくらい簡単だベ」


厨房は邪魔にならないように長居したことなかったから気付かなかった~わ~わ~!魔法があったとは!

獣人もいるし光るキツネもいるから、有ってもおかしくなかったね!気付かなかった私、鈍感さん!


「使ってるとこ見たい!!」


フンスフンス!鼻息荒くなっちゃうのはご愛嬌!


「ワンッワンッ」


「きゅーん!」


おっと私に釣られて2匹も鳴いた。


「んだら、さっさと食って、シャワー入ってこい」


「うん!」








ぱぱっと入ってチャチャっとでてきた。サービスカット?ありませんよ。どうせ見るならルパァ~ンのフ●コちゃんのようなボンッキユッボンッがいればまた別だけどね。そんなん私もじっくり見たいわ。


レフティさんに身体をタオルまきまきされて髪の毛をわしゃわしゃ小さめのタオルで拭かれながら、ミギィさんを見つめた。


「いぐで?すぐ乾くからみとくり」


「うん」


冷たい風が渦を巻くように私の肌着がブワッと浮いた。ドラ●もんのフー子が遊んでるみたいに肌着達がクルクルクルクル・・・・。


「ん、終わったで。」


「はやっ」


「髪の毛も一緒にやっちまうべ」


「わぁい!お願いします!」


とっても気持ち良かった!


「モナちゃんもサッパリしたし、後で暇ん時にテンクウ達も洗うべな。」


「きゃうん!?」


「キュンキュン?」


ふふふ、綺麗になったら気持ちいいよ。








「プント」


「はい坊っちゃま」


「もういい、下げて」


「もう少し召し上がらなくてはお体に触ります」


「頑張ってくれてるのは認めるが、味がしない。もう食べられない。下げて欲しい。」


「わかりました。昨夜も夢にうなされていましたが体調の方はどうですか?」


「いつも通りダルいよ。あぁそう言えばリネアは昼頃出かけると聞いているが本当か?」


「ええ」


「アイツあんなに食べるやつだとは知らなかった。弁当3つ持ってきて、王子も一緒に食べませんか?って聞いてきたが、要らないと言ったら数分で全部平らげた後に、お昼ごはんまだかなぁって言ったんだぞ!?戦慄した。」


第8王子の食事が日に日に減っているのを受けて、主治医が食事を楽しく出来る人物を近くに置くようにとのお達しで、最近メイドの交代をプントがしてみたのだが、第8王子が戦慄するほどとはプントも計算外だった。


「しかしながらあの子は美味しいものを食べた分、もしくは美味しいものを食べれるという希望で、仕事がとても早くなる子なのです。一応有能なメイドではあるのですよ。」


「そうか。ああ、お前の言っていた食堂は明日でいいんだな?」


「はい。本日は定休日だったようなので食材も無いとのことです。明日であればと。坊っちゃまと年の近い子もおられるようなので話し相手に是非」


「いくつくらいだ?」


「5、6歳と言う話です。」


「なんだガキじゃないか。俺はお兄様の話が理解出来るくらい喋れるのだ。話が合うとは思えない。」


城で勉強を進めていて通常の8歳が学ぶことはとっくに越えてしまっていた。それは普通であれば有能で済むが悲しいかな友達が出来ない壁になってしまっていた。


「賢いと聞いてます」


「親の色眼鏡だろう」


しかし第8王子はリネア以上に戦慄することになる。その少女は帝麻萌那(テイマモナ)その人なのだから。




お読み頂きありがとうございます!もしよろしければブックマークや☆を押していただけると嬉しいです。


食い倒れデーの始まり。しかし今回はまだ朝なのです。幼女の体は結局幼女。早く眠くなって早くに起きてしまうのですよ。


更新して1ヶ月経ちました。あざざます!17話で17日で1ヶ月。


話が3日目のスタートだし、キリがいいからこのストーリーは17日更新にしよう!という作者の勝手な行動により、本日の更新に相成りました。なんでずらしたん!?ってお怒りの方いたら、ごめんなさい。そしてありがとう。今回限定です。


今後とも、読んで頂けると嬉しいです。


モナ「総合150Point超えました〜わーい!ありがとう〜!このポイントが銀貨になったりとかは」


ユーグリッド「ねぇな。」


騎士さん「ないですね」


モナ「ちぇ〜〜〜」


テンクウ「ワフッワフッ!」


モナ「そうだね、めげない!みんなに感謝ーー!」


テンクウ「ワンッ!」


いいねもいっぱいありがとうございます~

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