表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
153/463

第145話

「この家にネズミはいるか?」


「ネズミ・・・?」


ネズミってネズミ?灰色の体の病気を蔓延させると言われているネズミ?


「見たことないからここにはいないと思うけど?」


「そうか。だが匂いが(かす)かに・・気のせいか?」


コウチンさんが首をひねったと同じくポンポコ丸とぽん吉も首を同じように捻らせた。あのタヌキーズはいつも行動が可愛い。おのれ。


「アタチも気になってたのよ。このお部屋はあんまりしないけど他の所はネズミの匂いするのよ」


「えっっ」


このうちネズミいるの!?住み着いてるってこと!?子供(私いま5歳)がいるって言うのに!?・・・でもちょっとまって。ミギィさんもレフティさんも生ゴミとかは虫とか発生しないように色々対策してるの日々見てる。なのにネズミ出るかな?でも匂いするんだよね?ミギィさんもレフティさんも気づいてない?


えっみんなで揃ってペスト菌?だっけ?そういうのとかにとかに感染したりしないよね!?異世界に来て病気にガッツリなって苦しむのあんまり勘弁したいんだけど!?


「青ざめているが、変な想像しているんではないか?例えば人間のよくかかる病気とか。」


「え?・・・でもネズミいるならちょっと怖くない?」


現代日本でネズミといえばTOKYOデズニーラ●ドの愛されキャラの黒くて可愛いミ●キーマウスで充分だよ。あとはトムとジ●リーでしょ、電気ネズミでピカチ●ウ、とっとこハ●太郎、チンプイ、ぐりとぐら、ソニック(ハリネズミ)、あとはあとは・・・。そういう可愛いものならともかく、ネズミって前歯とかムキャッってなってるし動きがこうズササササって速くて怖いと言うかなんというか。


「ピィピィピィピーーー?!」


リクゴウくんがなんか叫んでる。どうしたどうした。


「リスがネズミを探してたんだって」


「へー・・・え?」


齧歯類(げっしるい)齧歯類(げっしるい)探してたって?・・・ぐりとぐら、ほのぼの展開パートとか?


「ピィピピピピピピピピーーー!!」


リクゴウくんの言葉全くわからないけど、激おこぷんぷん丸(古)なのは見てとれる。うむ。そのリスが何かしたらしい。


「リクゴウ、と、いったか?」


「ピィ?」


コウチンさんがその話に興味をそそられたようだった。


「実は少し前に初めて知り合ったネズミがいてな、そいつの匂いがなぜかこの家でしているなと不思議に思っていたのだが、その出会ったリスの言っていたネズミと、俺の出会ったネズミと、この家にいたであろうネズミは、同じネズミかもしれない。」


ん・・・・・・????


「リクゴウを借りていきたいのだが。」


「ピ!?」


リクゴウくんが驚きの声をあげ


「「「えっ」」」」


私とフテゥーロちゃんとテンクウちゃんとビャッコくんも驚きの声をあげたけれど、タイモちゃんはこういった。


「連れてっていいのよ」


それを横目にぽん吉くんとポンポコ丸くんが話し始めた。


「ぽこぽぉ?」


「ポッポーンポッポコー」


「ああ、キジンのところに連れていきたい。コイツらはまだ聞いてないけれど、お前達は最側近だ。キジンから聞いてるだろう。」


なんかよくわからない話をし始めてしまった。うーん。この会話には入っていけなさそう。


「リクゴウくん、私はリクゴウくんが行きたくないって言うなら止めるけど・・」


「ピィピピピピピ・・・・・」


うーん。って悩んでらっしゃる。

*捕捉*


*コウチンさんはレフティさんやキジンさんと一緒にゴールデンハムスターのゲンブに会っているよ。


*ウサギのリクゴウはリスを背中にのせて、ゲンブを探そうとしていたよ。


キャラクターが多くなるとこんがらがるよね!




また字数が少ないから、明日も更新します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ