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第124話

駄菓子菓子じゃなくって、だがしかし!


「ステータスオープンのままだから私には見えている!もっかいスズちゃんかもーーんぬ!」


しゅばぁー!手をかざしてみた。


『モナちゃん魔力あんまり使うと疲れて倒れちゃうよ!』


「大丈夫大丈夫!ステータス見ながらやってるから」


反則技に近いが使えるのだから使わずして何になると言うのだね。ハッハッハ(ムスカ風)うむ、コツがわかってきた気がする。


『それなら、いいのかな?』


「それよりこれってこめた魔力によって呼び出し時間変わるってことかな?」


『そうだよ』


「ふむふむ、ようやくファンタジーって感じがしてきた(今更)」


テンクウちゃん達が私の行動にポカンとして見ている。


「時間無いから聞くけど、タイモちゃんをパワーアップさせるといいことってなんですか!?」


『モナちゃんもパワーアップするし、色々いいこと尽くめだから是非どうぞ!』


「わかった!ありがとう!」


「「「わかったの!?」」」


外野からのツッコミは無視でござる。阿吽の呼吸、トンといえばツーみたいな会話はきっとスズちゃんだから出来たのだ。多分。


「スズちゃんまた今度呼び出すね」


『うんスズ、待ってる!』


これでほんとのほんとに時間切れになったのでスズちゃんは消えた。


「と言うわけでタイモちゃん!」


「はいなのよ!」


「お守り作りたいのでお願いします!」


「なんだか大変な人間の所に来てしまった気がするのよ。」


「ロッケー、ミッチェリーア」


「諦めろっていってるぜ」


「あんたに言われたくないのよ」


リクゴウくんのこと嫌いになってたはずなのに白いウサギさんのお陰で結局仲良くしているようだ。さてと、ささっと作って寝なくては。


ビャッコくん達ネコさん達はスズちゃんが消えたらもう興味がなくなったのかタイモちゃんのお守り作りにも見向きもせず、お外に出た毛の長いトロキさん以外お部屋でぐっすり眠ったようだった。寝息が部屋を包み込む。


一時(いっとき)目が冴えたけれど5歳の体は正直で、私はお守りの作成中にベッドに吸い込まれるように眠ってしまっていた。















おはよう。・・・・・・あれ?こんなに明るいのに。


あっ・・・ここって夢の中か。なーんだ。確か前に見た夢は真っ暗だったよね。ん?なんで起きた時は夢の事すっかり忘れてるのに今はハッキリ思い出せるんだろう。


今日はスズちゃんに会えて本当に良かったなぁ。もっとずっとテンクウちゃんやフテゥーロちゃんみたいに一緒にいれる時間が多くなればいいな。


前は誰もいなかったから。・・・・前っていつだっけ。フテゥーロちゃんの言ってた未来?未来・・・・。私・・・・そう、大人の姿で今よりも未来のロッテリーの街に・・・ううん、違う。それは最後だ。


ちょっとつかれちゃった。座ろう・・・。ふう。ここってなんにもないなぁ。


誰かと手をつないで幸せを願ってた。誰?だれ?ダレ?あの人は、私のせいで足を、失い、かけて・・・。私が、私が?。そう、私が魔法で・・・・延命措置を・・・・・。


あれ、なんだろう、涙が止まらないや。キツイ。忘れたい。思い出したくない。


“ワスレナイデ”


頭が痛くなってきた。ここは夢の中なのにおかしいな。私がテイマーになってしまったせいで、この、街は・・・・。


“カナシマナイデ”


女神様は、消滅しちゃった、から・・・だから。














「むう・・・・おふぁよう・・・ごじゃります・・・くぁぁぁ」


うー、寝落ちしたからか頭がおもーい。寝起き・ワルわるのワル子ちゃんなモナちゃんですのことよ。なんか夢をまた見た気がするけど思い出せないや。


「モナママ!おはよ!」


「モナちゃん!見てみて!ボクが手伝ったんだよ!」


「にゃんだとう!?俺様がいなかったら完成しにゃかったでにゃーか!」


「りーだーカッコいいですにゃ!」


「おやびん素敵だにゃ!」


「よせやい、照れるだろぅ!」


「オレちもほめてほめて」


「「カラスキはほとんどなにもしてにゃい」」


「ガガーン!」


漫才かな?


「みんな頑張ってくれたのよ」


「うん!みんなありがとう!寝ちゃってごめんね、タイモちゃん」


「寝る子は育つのよ。アタチ達どうせ今日はほとんどココにお留守番なのよ。いくらでも寝れるから気にしないのよ。これがお守りなのよ。」


スッと出されたタイモちゃんの毛だったものは、光に当てると虹みたいに、暗がりに持っていくと雨雲みたいに色を取り込む。作る前はフェルトみたいな物が出来上がるんだと思っていたら全然違った。加工を経て1本1本がストロー状の空洞のある糸になっていて、まるで小さなアメ細工だ。どうやったらこんなのができるんだろう。


・・・・みんなモンスター、というか、動物というか、手が器用とは言えなさそうなのに、こんな繊細で綺麗でちょっと触ったら壊れそうなこんな、コレを・・・・・す、スゴすぎる・・・。


「魔法で作ったに決まってるだろ。」


「そうでしたね!」


愚問(ぐもん)でした!


「触ったはいいけど、モナママ壊しそう・・・。落とさないでね!」


ちょ、待てよ、フテゥーロちゃぁぁんん、フラグ!フラグたてないで!ニコッじゃないっ!手汗が出ちゃうでしょ!ちょっあっみんな離れないで!んもぅ!触るんじゃなかった~~~!コワイヨコワイヨ~~!!

次回は19日です。



花粉症→鼻水→薬→息苦しい→口が乾燥→喉やられる→ついでに口内炎→喉と口内炎と鼻水のせいで夜中何度か目覚めてしまう→寝不足→死にそう。


ココ最近の作者はこんな感じです。花粉だいぶ収まったけど後遺症やばたにえんです。仕事中誰も聞いてないところでずっと「しぬ~」って小声で唸ってました。幽霊じゃなくて私です。


生きてるよ!


モナ「良かったね!」


ではまた~( ・ω・)ノシ»〈ブブブブ



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