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悪役令嬢、ついてくる兄

「エリー。朝食が終わったら私の部屋に来なさい」


「分かりましたわ。お父様」


毒の加護を得て、メアリーが専属メイドとなった次の日、エリーはまた父親に呼び出しを食らった。

素速く朝食を食べ、父親について行く。


その後ろには、今までと違い専属メイドのメアリーの姿が。

しかも、それだけでなく、兄も一緒に付いてきている。


「入りなさい。……って、バリアル?お前は呼んでいないぞ」


どうやら兄は勝手に付いてきたようだ。

父親の言葉に、兄は真剣な顔で返した。


「僕も領地の管理については学びたいです!」


「なるほど。なら、話を聞くだけだぞ。お前は、エリーに助けを求められない限り口出しをしてはいけない。いいな?」


「はい!」


どうやら、今回の話は領地の話らしい。

エリーは、どんな産業を活性させるかで思考を巡らせる。


「さて、まずは。エリーに任せる領地を伝えよう」


1度思考を止め、父親の言葉に集中する。

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