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悪役令嬢、父からのご褒美

「ご褒美?いったい何が欲しいんだい?たいていのモノは買ってあげるけど」


父親が首をかしげる。

そこで、エリーはぎりぎり受け入れられるかどうかの発言をした。


「私、ご褒美として領地が欲しいんですの。領地運営をやってみたいですわ」


父親の顔が固まる。

さすがに即答はできないようだ。


だが、エリーはこの提案を受け入れられると踏んでいる、

その理由は、公爵家になると、ほとんど領地経営まで手が回らないからだ。


公爵家などはとても領地が広い。

だが、公爵は城勤めで、それぞれに仕事がある。


そして、その仕事もかなり忙しいもので、領地経営などやる暇がないのだ。

手が回らない領地は、金をばらまいて住民の暮らしを安定させることしかできない。


ある意味、領地とは、公爵の力を抑えるための足かせ。

住民に金をばらまかせて、公爵家の資金が増えすぎないようになっているのだ。


つまり、公爵たちにとって、領地の経営を任せることは大してリスクにはならない。

少しくらい赤字でも、金を配るだけでいいのだから。


「いいだろう。エリー。君に領地の1部の経営を任せよう」


「わぁ!ありがとうお父様」

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