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悪役令嬢、納得される

「さて、毒の加護については納得したようだから、2つ加護を持っている理由を説明しよう」


宮廷医師長によって全ての非難が一蹴されたところで、国王がそう言った。

貴族たちも興味があるようで、真剣な顔つきになる。


「エリーが加護を2つ得られた理由は、称号だ」


エリーの持つ称号。

それは、力の器。


他にも2つ称号は持っているが隠しているので、貴族たちにはそれしか分からない。


「力の器には、加護をいくつでも手に入れることができるという効果があるようだ。因みにこの称号は、エリーが光の加護を()()()()()ときにともに獲得した称号である」


その言葉で、重役の貴族たちは納得した。

重役達は光の加護の件を知っているので、そこで特殊な力を手に入れたと言われても不思議には思わなかったのだ。


あまり重要でない貴族たちは納得できなかったが、重役たちが納得しているので大人しくしている。

これで、エリーの鑑定式は終わった。


鑑定式は終わったのだが、


「さて、それではエリーに、褒美を与えようと思う」


今度は褒美の授与式が始まってしまった。

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