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悪役令嬢、夢のでかい新入生
作者の目が曇ってなければ、2000ptになっているんですが。
………まさか、ここまでこれるなんて。
読んでくださる皆様、いつもありがとうございます。
これからも引き続き書いていきますので、お付き合いの程よろしくお願い致します。
「あっ!また来た!」
「いらっしゃい!!」
更に追加で新入生が入ってくる。
クレアたちはそちらの観察をしようと視線を送る。
「いらっしゃい」
「ん?ああ。こんちは」
入ってきたのは、この世界から見るとかなり軽装の男子。
白い髪で、Tシャツのような服を着ている。
「ま、また変わった子が来た」
「リム。あなたが言える台詞じゃないわ」
エリーの言葉に、アンナリムはそれもそうだと苦笑する。
ファッションが少し先に進みすぎている少年は、辺りを見回し、
「大してファッションは進んでないか。まあ、強いて言うなら……主席ちゃんくらいだな。俺はガガーラナだ」
ガガーラナが右手を差し出してくる。
エリーはその手を見てあえてにぎらずに、
「腕時計とかしてみたら?」




