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悪役令嬢、王族主催のパーティーへ
またまた数日後。
パーティーの開催日になった。
エリーは、家族と一緒に馬車から降りる。
エリーの格好は、紫色のドレスで、肩より少し長いくらいの髪をツインテールにしていた。
「エリー!」
「あぁ。アロークス。ご機嫌よう」
エリーが会場である王城に着くと、すぐに第2王子のアロークスに発見された。
ーーあれ?おかしいわね。久々にあった気がするわ。
週1のペースでお茶会をしているが、なぜか久々にあった気がした。
特殊グループを作って以来なきが。
「よぉ。エリー!……アロークスは早いな」
「あぁ。ロメル。ご機嫌よう」
第1王子のロメルもやってきた。
ロメルは、エリーの隣にいたアロークスに苦笑する。
その後、
「エリー。こんにちは」
「ご機嫌よう!エリー!!」
「エリー!やっほぅ!!」
第1王女タキアーナ。第2王女リファータ。第3王子エイダーの3人もやってきた。
6人でいると周囲からの視線がものすごいので、1人ずつ個別に来てはいるが。




