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悪役令嬢、左足はどんな能力が?

「ま、まあ、幹部を狙うというなら、幹部の能力を教えとくねぇ」


『左足』が空気を変えるようにいった。

クラウンのメンバーも、それで落ち着きを取り戻した。


「まずは、幹部全員が使える能力ねぇ。それが、『ステータス割り振り』」


「「ステータス割り振り?」」


「そう。具体的に説明すると、攻撃力を防御力にプラスしたりできるって感じだねぇ。まあ、全部のステータスを防御力に入れたのに、クラウンの攻撃は効いたんだけどぉ」


『左足』は自分の腹部を見ながらいう。

クラウンのメンバーは、それに優しい目を向けた。


 --あれ、私に変な視線を向けている子たちがいるわね。どうかしたのかしら?

エリーに冷たい目を向けた者もいるとかいないとか。


「それで僕の能力は、死角に入っている範囲なら何の制限なしに瞬時に移動できる、『瞬間移動』っていうのだよぉ」


『左足』はそう言って、立ち上がると、

シュンッ!と姿が消える。


エリーが振り返ると、そこには『左足』の姿が。

 ーー便利ねぇ。屋敷歩き回るの疲れるし、私も欲しいわ。

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