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悪役令嬢、幹部が集まりすぎでは?
いいね数が1000超えたんですけど。
ありがとうございます。(いいね機能になれてなくて、まだ困惑気味です
「ギャアアアァァァァ!!!????」
悲鳴が聞こえる。
的の遠距離攻撃をしてきていたモノに、エリーの投げた石が直撃したのだ。
「お、お前。遠距離もできんのかよ」
悔しそうに呟く『左腕』。
エリーはそれに、肩をすくめて応えた。
その姿はまるで、今のが遠距離?君たちの戦える範囲は随分狭いんだね。
といっているようであった。
「くそっ!『右足』もやられちまったか」
『左腕』はエリーへと駆け寄りながら呟いた。
ーーえ?『右足』?もしかして、この子たちと同じ幹部?
「邪魔だ」
「ごふっ!?」
エリーは裏拳を容赦なく『左腕』の顔面にめり込ませた。
それから、左足に早速尋ねてみる。
「『右足』って、誰だ?」




