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悪役令嬢、洗脳ではないことを示そう

「い、いえいえ。お礼なんて必要ありませんよ。お3方が、誤解を解けたようで何よりですわ」


エリーはそう言って、ニコリと笑う。

3人も同じように笑みを浮かべた。


だが、1人だけ笑顔がどこか暗い。

 ーーまあ、今までのことがあるし、罪悪感が残っているわよねぇ。


「クイフ様。何を悩んでおられるんですの?」


「え?あぁ。や、やっぱり変だったかな?………まだ、ターリルとガリドルの洗脳が続いているんじゃないかって、怖くなっちゃって」


「いや。俺たちは。」


クイフは暗い顔をしながら言う。

ターリルとガリドルは洗脳されていないと伝えようとするが、クイフとしては確証が持てていないと言った表情。


「そういえば、洗脳が成功すれば、洗脳というスキルが手に入ると聞いたことがあるのですが」


エリーは思い出したように言った。

あくまで、聞いたことがあるとしか言わない。


決して、自分が持っているとは言わないのだ。

 ーー私の手札を見せるつもりはないわ。

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