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悪役令嬢、いない間に報告が行われ

「それではこれより、今回の作戦の報告を行って貰う」


20代くらいの見た目のファーストが、報告会の開始を宣言した。

小屋には作戦に参加したクラウンのメンバーが全員集まっており、真剣な表情をしている。


「Aグループ。成功しました」

「同じくBも成功」

「同じくCも………」


それぞれのグループから、結果が告げられていく。

結果は、全グループ作戦成功だった。


そこで、誰かが思い出したように声を出す。

それは、他のモノたちも気になっていたことで、


「クラウン様はどこに行かれたんだ?」


というモノだった。

100(ワンハンドレッズ)は起こったことを簡単に説明する。


「火傷蜥蜴の大規模基地に向かいました。ただ、深入りはせず、偵察用の魔物を多数殺害し、数名の殺害を行った程度です。そして、数名に毒龍の名を告げて去りました」


クラウンのメンバーたちは、不思議そうな顔をする。

全員、エリーなら全滅できることを疑っていなかったのだ。


「ん?待てよ?もしかして、クラウン様はもっと大物を釣るつもりなんじゃないか?」

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― 新着の感想 ―
[一言] 深入りはせずに多数殺害という高等テクを軽く魅せていくエリーなのであった。
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