表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

458/3881

悪役令嬢、石を投げるのをやめる

「お、おう。凄いな」


エリーは呆気にとられながらも、先ほどの技を褒める。

石に魔力を込めて炎を鳥の形にするなど、なかなか素晴らしいと感心したのだ。


だが、今はハッキリ言ってそれどころではない。

 ーー魔力の反応が薄くなってる!死にかけてるんじゃないかしら!?早く、助けにいかないと。


エリーは炎によって被害を受けたモノを心配し、川を越えようと跳んだ。

100(ワンハンドレッズ)もそれを追い駆けてくる。


「いた!」


エリーは生存者を見つけ出し、駆け寄った。

そこで、初めて、


 ーーあれ?この人たち、盗賊っぽいわね。

と、気付いた。


「我ら毒龍に刃向かうなら、容赦はしない」


少し考えた後、エリーはそう言って、生き残りに軽い回復魔法をかけた。

毒龍と名乗ったのは、


 ーー私たちクラウンは何も悪くないわ!悪いのは全部、毒龍よ!

責任を押しつけるためである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ