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悪役令嬢、飼い主にも石を
誤字報告ありがとうございます。
「はぁ!!」
ドンッ!ドォォォンッ!!!
爆発音が響く。
川の水が吹き上がり、辺りに降り注ぐ。
エリーたちはそれも気にせず、石を投げ続けた。
バリバリバリバリッ!
ドン!ドンガラガッシャーン!!
そうしていると、エリーの魔力感知に新しい反応が出てきた。
エリーは、石を投げながらそのことを100に伝える。
「……なるほど。では、私にお任せ下さい」
エリーの話を聞いた100は1度うなずき、石を大きく振りかぶった。
そして、上へ放り投げた。
放物線を描きながら石は飛んでいき、
パァンッ!と、空中で破裂する。
ーーえ?普通に投げるの?
エリーは首をかしげるが、結果を見て納得した。
なんと、破裂しカケラ同士でぶつかり合い、数秒間空中で石が跳ね続けたのだ。
ーー水面ではできない技術。考えたわねぇ。




