表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

440/3881

悪役令嬢、ゲームの洗脳を思う

ゲーム内で、ターリル、ガリドル、クイフの3人を攻略した場合、とある事実が発覚する。

それは、クイフが他の2人を洗脳していると言うことだ。


だが、ゲームではそのことを他の2人に伝えても信用されない。

てっきり、疑えないくらい洗脳されているのかとエリーは考えていたが、


「そう。お二方とも気付かれてましたのね」


2人とも気付いていたの。

エリーとしては驚きの展開である。


「ん?お前も気付いていたのか?さすがだな。まだ、そんなに会ったこともないのに。そこまで見抜くことができるなんて」


ターリルが賞賛してくるが、エリーは苦笑する。

別に自分の力で気付いたわけでもないし、そのことを正直に言うこともできないからだ。


「まあ、分かっているなら話は早い。どうやらクイフは、父親から俺たちを洗脳するように言われているらしいんだ」


「クイフの家はかなり厳しくてな。成功しなければ体罰が待っているのは、容易に想像できた。だから、僕とターリルは2人で話し合って、洗脳されているフリをすることにしたのさ」


ターリルとガリドルから、知らなかった事実が次々と語られる。

エリーは自分の知識と照らし合わせながら、その情報を元に様々な推測を立てた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ