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悪役令嬢、庭を案内する
作者のことをお気に入り登録してくれている人がいることに、昨日気付きました。
「こちら、我が家の庭ですの。向こうから先は危険な植物があるらしいので、行かないようにして下さいませ」
「「「はぁい」」」
3人が素直な返事をする。
エリーはそんな3人を信用していなかった。
ーー子供を信用しすぎるのは良くないわ。
まあ、それだけが理由ではないが、エリーは3人を疑っている。
「わぁ!綺麗!!」
「広いな!」
「流石はハアピ家と言ったところか」
各々の感想を口にしながら、3人は庭を歩き回る。
ただ、数分すると予想通りと言うべきか、
「何だとぉ!もういっぺん言ってみろぉ!!」
「何度だって言ってやるよ!ターリル!お前より僕の方が上だ!!」
「2人ともやめてぇ!!」




