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悪役令嬢、特殊グループと遊ぶ
数日後。
屋敷に招待状が届いた。
内容は、アロークスからの遊びの提案。
当然エリーは了承し、色々考えながらながらその日を待った。
そして、当日。
エリーは神殿に入る。
「皆様。こんにちは」
「あっ。エリー」
「エリーちゃん。久しぶりぃ」
男子3人がエリーを迎える。
メンバーは当然、特殊グループのモノたち。
第2王子のアロークス、教皇の息子のイルデ、サッド公爵家の長男デュランスだ。
このメンバーの地位で考えると、1番下はエリー。
いくら公爵家の令嬢でビジネスをいくつも成功させているからと言って、それで地位が上がるわけではない。
同じ公爵家のデュランスにも、次期公爵とただの令嬢では格差があるのだ。
それでも、男子たちがエリーを見下すことはない。
理由は勿論、友人だから。




