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悪役令嬢、イベントを見たい

「なんで僕たちって気が合うのかなぁ?」


アロークスは、自分たちの関係性を考えて首をかしげる。

それぞれ、身分が高いという共通点はあるが、それぞれの親に似ているところがあるとも思えない。


まあ、エリーから見ると1番の共通点は正義感が過剰な所なのだが。

その共通点によって、ゲームを触ったモノたちは、この特殊グループのことを「正義感強メン」とか呼ぶ。


もっとひどいモノでは、「猪突猛進」とか、「正義感で前見えなくなった人たち」とか。「正義感以外を捨てたバカ」とか、色々ある。

流石にその辺りは可哀想なので、エリーは正義感強メンと呼ぶ。


「あっ!そうだ。エリーが全員と仲いいなら、僕たちと遊ぶのにエリーも混ざる?」


アロークスが思いついたように言った。

エリーは即座に。


「行かせて頂きますわ」


行くことを決めた。

ここで行かないわけがない。


別にこの特殊グループが好きだったわけではないが、今までこの世界で過ごしてきて興味が湧いてきたのだ。

彼らと共に過ごしてきた時間は、エリーにとっても楽しいモノであった。


が、それよりも大事なのは、

(そのメンバーで集まられてアロークスたちの正義感がまた大きくなったら面倒だわ!忘れてたけど、私、アロークスから貴族の地位を剥奪されるんだった!!)

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