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悪役令嬢、約束通りに商会を

サッド家の屋敷から帰ってきて数日後。

エリーは、父親と約束をしていたことをしに来ていた。


それは、企業の買収。

火傷蜥蜴が国から追い出されたことで、その被害を受けた企業が安くなっているのだ。


「初めまして。エリー様。お噂はかねがね聞いております」


「あら?そうなんですの?大商会と言われた、ファララ商会の会長様に知っていただけるなんて光栄ですわ」


「ハハハ」


「フフフ」


エリーと商会の会長は、笑顔で話し合う。

ただ、その笑顔がどす黒いことは言うまでも無い。


今回エリーが買収しようとしているファララ商会は、かなり幅広いモノを扱っており、ファララ商会に行けば大抵のモノは買えると言われるくらい有名な商会だ。

だが、いくら有名とは言え、今回の件で流通が滞り、商品の半分以上が店に常備できなくなってしまったのだ。


客からの信用が落ちてしまっている今、ファララ商会を買おうとするものは少ない。

だが、エリーはそれでも買う価値はあると見込んでいた。

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