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悪役令嬢、それではこれで
衝撃過ぎた。
誰もが唖然とする。
そんな時、
「私みたいな平民はこの空間には適さないし、そろそろお暇させてもらいますわ」
「お?もう行くのか?」
「ええ。皆様これからもお気をつけて……ハアピ家の皆様は、あまりエリー様を追い込み過ぎないようにしておくことをおすすめしますわ。私でもここまでしないと対処できなかったのですし」
「ま、待てエリー!」
「あら。私はエリー様ではないので失礼しますわ」
家族の制止。
忠告だけして呼び止めには応じず。
クレアは歩いていく。
「では、私はここで失礼しますわ」
会場の隅。
窓の付近で笑う。
そしてセカンドと共に、
次回、最終回です




