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悪役令嬢、普段から護衛は
セカンドとの会話。
それにより、クレアからエリー成分がどんどん抜けていく。
そのことに周囲は置いて行かれる中、
「てか、あんまりお前普段から護衛はいらなかったよな」
「そうかしら?結構いろいろあったじゃない」
「そうだが、護衛というより連絡係みたいな感じだっただろ?」
「まあ、そうね」
何気ない会話。
のようにここまでは聞こえた。
だが、
「てか、なんで盗賊狩りの妖精に護衛が必要なんだよ」
「ちょっ!?それは言わなくていいじゃない」
あっさりと。
簡単に告げられた真実。
それは大きな衝撃だった。




