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悪役令嬢、止める者たちも

条件も決まり。

後は両者合意するだけ。


さすがにそこまで行くと、


「エ、エリー!待て!」


「さすがにそれはないでしょ!!」


「君が犠牲になる必要なんてない!」


「別にたった1つのスキルのために君が去る必要なんてないんだよ!」


友人たちが止めに入る。

勿論友人たちだけではない。


家族たちも、


「エリー。少し考えなおしたらどうだ?」


「お姉ちゃん。考え直して」


考え直すように。

手放さないように訴えてくる。


ただ、エリーは笑みを浮かべ、

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