表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3851/3881

悪役令嬢、こちらからの条件

今の流れなら断っていい。

だが、将来をのことを考えれば断らない方が家のためになる。


それは間違いないように思えた。


「……ふむ。こちらからもそれを受け入れるには条件がありますわ」


「何?」


「まず、私が今までお忍びなどで使っていた()()としての身分は残させてもらいますわ」


「……うん。かまわないわよ」


エリーからの条件。

何かしら来るのは分かっていたようで、驚きは少ない。


示された条件も少し悩むことはあるが、


「次にその平民として持っている財産などは……」


「それも構わない。けど、貴族の今から平民としての立場に財産を移すことは許さない」


「それで構いませんわ」


すんなりと進む。

まるで、エリーという存在の交代が本当に起こるかのようだった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ