【祝！コミカライズ！】悪役令嬢になるはずだった闇の女王 ～悪役令嬢に転生したから、闇の組織を作っとく～

悪役令嬢、無理があって

交渉が続く。

闇の精霊は理解が追い付いていない。

が、それでも命がかかわっているため、

『わ、分かったのじゃ、魔法ならいくらでも』

「それ、人間にもできるもの？」

『う、うぐぅ』

「ダメなんじゃない」

クレアはあきれたように言う。

闇の精霊も分かってはいるが、出せるものがないのだ。

友人たちも、

「こう、人間の強化だったりとか………」

「なんかすごいのはないのか？」

色々と考えてはいる。

提案してきている。

だがそれでも、無理があった。