表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

381/3881

悪役令嬢、隙を探って

「何のつもりだ!」


「貴様ら、こんなことをしてただで済むと思っているのか!」


貴族たちは、黒ずくめたちに抗議の声を上げる。

脅すよう言葉をかけるモノもいたが、黒ずくめたちは無反応だった。


 ーーまあ、バックに公爵家がいるわけだし。下の方の貴族とかどうでも良いわよねぇ。

エリーは、男女で別れさせられた会場内で思う。


「うるさいな。1人ぐらい片付けて黙らせるか」


「っ!?」


黒ずくめの1人が剣を抜く。

それで、貴族たちは顔を青くした。


その表情を見て気分を良くしたのか、軽い足取りでそのまま貴族に近づいていく。

そこで、黒ずくめたちの視線が男性側に移った。


 ーー今!チャンスね!!

エリーは音を立てないようにしながら直線的に駆け出す。


走りながらエリーはスカートの中のナイフを抜き、近くの黒ずくめに突き刺した。

初撃は、走りながら空振りさせておくのを忘れない。


ブシュッ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ