【祝！コミカライズ！】悪役令嬢になるはずだった闇の女王 ～悪役令嬢に転生したから、闇の組織を作っとく～

悪役令嬢、やられるわけには？

クレアはゆっくりと闇の精霊に近づいていく。

闇の精霊は恐怖を憶えた。

かなり慌てた様子で、

『やられるわけにはいかんのじゃ！！！』

「ふふっ。抵抗できるならして見なさい」

『来るな来るな来るな来るなぁぁぁぁ！！！！！』

「残念。効かないわ」

クレアは悪い笑みを浮かべる。

どれだけ魔法を受けても、すべて吸収した。

全く抵抗に効果はない、

「ク、クレア………」

「怖いな」

友人たちは引き気味だ。

だが、それも仕方ない。

クレアの笑みが怖すぎた。