表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

378/3881

悪役令嬢、パーティーで弟が紹介される

パチパチパチ。

拍手が響く。


アシルドの挨拶が終わったのだ。

父親はアシルドを家族の元へ帰させて、貴族たちに呼びかける。


「我が家も、コレで安泰と言って過言ではないだろう。アシルドのことを公表するのはここが初めてだから、何かあるなら行動は早くすることをお勧めするよ」


公表するのは初めて。

行動を早くすることをお勧め。


言葉には出していない真意を訳すと、縁談とか決まってないから。今なら成功する可能性があるよ。

と、言うことである。


だが、残念ながらほとんどの貴族は令嬢を連れてきていない。

なぜなら、エリーとの婚約を目的に、息子を連れてきているからである。


そのため、アシルドはあまり縁談で囲まれるようなことはない。

父親が一応配慮したのである。


 ーーまあ、アシルドが囲まれないのは良いんだけど。

エリーはそう思いながら、周りを見回す。


エリーがどこを向いても、貴族の子息ばかり。

 ーー私の方の縁談が多すぎるのよぉぉ!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ