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悪役令嬢、指輪の対策が

指輪を見せる。

それは、呪いの指輪だと気づかれた。


そして、


『な、なら、できるのじゃ!』


「何が?」


『対策が、じゃよ!!』


「………………まあ、そうよね。これくらい防がれるわよね」


相手は闇の精霊である。

指輪から出る呪いも防がれてしまう。


これで、


『振り出しじゃな』


「いや、まだ私にアドバンテージがあるわよ」


クレアは笑う。

仕組んだことはこれだけじゃないのだから。


それに、クレアの方が圧倒的に高いポイントを持っている。

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