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悪役令嬢、現実が見えてない

現実。

それがアンナリムには見えてない。


クレアはそう考えた。


「私がモテるってさっき言ってたわよね?」


「え?あ、うん」


「そして、自分がモテないとも言ってたわよね?だから私が妬ましいと」


「そ、そうだよ」


クレアの問いかけにアンナリムはうなずく。

それは事実の確認であり間違っていないとアンナリムは考えている。


が、


「リム、何を嘘ついてるの?現実が見えてないじゃない」


「え?」


嘘。

クレアはそう言い切った。


アンナリムの話が嘘であると。

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